2012年11月30日

現行品のお気に入りシャーペン3種

現行品で好きなシャーペン。現行品をなんでもかんでも持っているわけでもないので、持っている中から選びました。

芯がぐらぐらせず気持ちよく書けるシャーペンが好きなのでそこを重視しています。


*ぺんてる タフ TUFF QE5、QE7、QE9
20121201_tuff.jpg
普段シンプルな細軸系が好きなのであまり使いませんが、手がすべってどうしようもないときに、どこにいったかな、と探すことになります。
わりと安くて大盛りでおいしいシャーペン。

定価350円。

○良い点
+グリップ力。細かく発泡したような表面のシリコーングリッパーはすべりにくい。すぐ駄目になるようなこともない。冬、手がサラサラでプラ軸の溝グリップでは滑るときにぴったり。
+芯の安定性。ぺんてるの固定スリーブは芯がぐらぐらしなくて良い。
+転がり防止。クリップのついている場所が少しでっぱっていてクリップを外した後も少し転がりにくい。(でっぱりが大きくないのでけっこう転がるが、転がり防止の配慮が何もないシャーペンよりはずいぶん良い)
+芯径のバリエーション。0.5、0.7、0.9のモデルがある。

△気になる点
-クリップが大きく邪魔なわりに外しにくい。プレスマンのクリップを隙間に差しこんでクリップを浮かせて外したが苦労した。
-クリップつきの状態では使い心地は悪い。この使い心地の悪さは大きいクリップが手に当たることと、クリップ先端に角があって手に当たると不快なこと、クリップと消しゴムユニットの重みで頭が重くなることによると思われる。
-グリッパーにほこりが付きやすい。気になったらセロテープでぺたぺたとホコリを取ることになる。
-見た目は太いように見えるが、ラバーグリップの厚みの分、本体の軸が細くなっていてちょっと頼りない。見た目のイメージほどタフではないかな。

・その他
+回転繰り出しの大きい消しゴムつき。消しゴムをうっかり家に忘れた、というシチュエーションでは役立つだろう。消しやすさはフォームイレイサーなどのプラスチック字消しに劣るが、緊急用として頼りになる。


*ぺんてる グラフペンシル PG5
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プラ軸シンプル系シャープの最高峰。
グリップの溝が浅くて滑る、キャップがガタガタするという300円シンプルプラ軸シャーペンにありがちな問題を解決しているところに丁寧さを感じる。(グリップの滑りやすさは完全には解決していないが)

単純に使いやすいです。

定価800円。

○良い点
+キャップガタガタ病にかかっていない。
+グリップ力。溝が深くプラ軸の割にはすべりにくい。さすがにラバーグリッパーには負けるが。
+口金との接続部分に金属ねじを使用。ついでに芯タンクも金属。全体的にいいパーツ使ってる感。
+芯の安定性。

△気になる点
-グリップ力。軸の長手方向へのすべりどめ力は良いが、円周方向につるっとすべることがあるので完璧ではない。
-長時間使っていると指が痛くなることがある。
-ノック部が細いので指にくいこみノックしづらい。個人的にはこのノック部は好き。
-クリップの位置が下すぎる気が。クリップつきの状態だとクリップがガンガン手に当たって使いにくいシャーペンという印象になってしまうだろう。
-クリップは固く取りつけられているので、クリップを外すと傷がつく。
あと、グリップの溝が深く細かいおかげでゴミが詰まりがちで取りにくいのもちょっと気になるかな。


*ウチダ ドローイングシャープ S型
20121201_drawingS.jpg
回転繰り出し式。筆記音を除けば音の出る要素がなく静かな場所で集中して使えるシャーペン。
細部までしっかり作りこんである印象。

とにかく静かなのでカチカチ音に飽きて静かに作業したいときにありがたい。

定価1100円。

○良い点
+キャップガタガタ病とは無縁。キャップがないので。
+静か。回転繰り出し式なのでカチカチという音を立てずに芯を出せる。
+転がり防止。一番太い部分が六角形になっていて、クリップを外してもそうそう転がらない。
+芯の安定性。回転繰り出し式の割には芯がほとんどぐらぐらしない。(紙に芯を立てて左右に揺するとごくわずかにぐらぐらするのがわかる程度。筆記中には感じない)
+クリップを簡単に外せる。(つまりすぐ外れるので物を挟むには使えないと思われる。プラだし)

△気になる点、細かい事など
-個人的な好みでは少し重いのと冬に使うには冷たいのが気になるかな、程度。
 ※重量16.4g(実測。クリップつきの重量だったかな。昔量ったので忘れた)
-手汗をかくと滑りやすい。わりと重みがあるせいで余計滑りやすく感じるのかもしれない。
-横置きの状態から持ち上げるときに六角形の部分をつまみたくなるが、六角形の部分は重心ではないので持ち上げにくい。
-予備芯を入れられない点が人によっては気になるかも。自分は気にならない。

昔のメモを見たら"初期芯固い H寄り?少しガリガリする" とあるので、書き心地がいまいちと感じたら2本目からはお気に入りの芯を使うといいかも。


<追記>
<現行0.3軸について>
*ぺんてる シュタインシャープ(新しい金属グリップのほう) 300円
が良いです。0.3にありがちな芯のぐらぐらがない所が良いです。個体差でぐらぐらするのもたまにありますが、他メーカーよりは確実に良いです。

0.3はぺんてるの固定スリーブ全てとエアブランだけが芯の固定がまともでした。他のメーカーの0.3は芯がぐらぐらする外れも多いです。ぐらぐらしない個体もたまにありますが。ゼブラとロットリングの0.3は外れしかありません。(三菱αゲルと、ロットリングのラピッドプロはチェックしてませんが)

シュタインシャープ以外のぺんてる0.3は独特な軸ばかりなので、シュタインシャープが値段的にも作り的にも無難かな。
この時期冷たいし、もうちょっとグリップの穴増やして滑りにくくなっていればよかったかな、と思いますけどね。

芯の安定重視ならパイロットのエアブランも良いです。
軸が細すぎてやわいのが嫌なので持っていませんが。多少力をかけるとぐにゃっとする細軸で良いならエラブランも良いと思います。

<その他、入れるか迷ったもの>
値段重視のシャーペンを入れるか迷ったので、そのあたりを中心に。
結局、200円未満の現行シャーペンではビクーニャシャープが一番かな。

*ぺんてる ビクーニャシャープ
150円。安さ重視。

安いのがいいけど、芯がぐらぐらしないしっかりとした感触のシャーペンが欲しいならこれかな。
芯の固定がしっかりしていて、価格を考えるとものすごく良いです。
軸の段差も少なくどこに指を置いてもだいたい平気ですね。
縦横両方向の滑りを防ぐ指紋っぽい溝も面白い。もうちょっと上まで溝があると良かったなあ。ロゴなんて小さくしていいから。
持った感じ見た目より軸が太く感じるので細軸に慣れていると違和感があるかもしれませんが、よくできた軸かと。

低価格ながら金属チャックなので、チャックが折れたトラウマを持つ人も安心。
グリップの滑り止め力はまあまあで、よくあるラバーグリップより下かな。滑らなさ重視の人には合わない気がします。

*ぺんてる シュタインシャープ
300円。
前にも記事を書いたし、上でも触れたので手短に。値段を考えるとすごくいいです。
夏に記事書いてたらタフの代わりに入れていたかも。この時期、金属グリップは冷たくてイメージ落ちるんですよね…。

*パイロット レックスグリップ、スーパーグリップノック
100円。安さ重視。

安くて先端収納ありの物がいいならこれでいいでしょう。
パイロットのスライドスリーブは、他社のスライドスリーブに比べてぐらつきが少なくまともです。
さすがに良い固定スリーブのシャーペンにはかないませんが。
軸の形状もくせがなく使いやすいです。滑り止め力が高いスーパーグリップ、段差がなくなめらかな形でいろいろな持ち方に対応できそうなレックスグリップ、といった感じでしょうか。
店頭を見るとパイロットはスーパーグリップのほうを推しているようですね。大差ないが個人的にはスーパーグリップのほうが使いやすいかな。

何度かマイナーチェンジをしているようで、昔は金属チャックでしたが現行品はプラスチックのチャックです。
安くて失くしてもダメージが少なく、書き心地もなかなか。
好きなシャーペンというより持ち運び向きの役立つシャーペンという感じです。

*セーラー フェアラインSP
80円。安さ重視。

安さを最重視するならこれかな、と。
この値段で芯がぐらぐらしない固定スリーブというだけでまあいいかな、と思えるそんな感じ。
パイプの根元のプラ部品のせいで、筆圧をかけると先端がぐにゃるというカラーフライト0.5と同じ欠点を抱えています。

太めの六角形ラバーグリップも使っていると慣れてきてこれはこれでいいかな、と思えます。

*シンプルな300円製図用シャーペン
ProUse300、S3、Drafix300。

好きなのですがグラフペンシルとキャラが被っていて、比べるとさすがにグラフペンシルのほうが良いなあと思ったので入れませんでした。
正直、グラフペンシルと使用感はほぼ同じです。(グリップの滑りやすさとキャップのガタガタをなんとかできればの話ですが)

この辺の0.3は芯がぐらぐらするものが多いので0.3は避けるのが無難かもしれませんが、0.5〜なら価格差考えるとこっちでも良いかな。
グラフペンシルは0.5しかないので、似たような感触の0.4、0.7、0.9が欲しいならこの辺から選ぶことになりそう。

300円シンプル系のシャーペンは、
・芯がぐらぐらしない固定スリーブ(固定スリーブなら何でもよいというわけでなく、固定スリーブのくせにぐらぐらするのもあります)
・ラバーグリップの厚みで軸が細くなっている、ということがないので軸がふにゃふにゃしない
・軸とグリップが分かれていない分、境目がぐらぐらしたり、軸とグリップの境目からヒビが入ってくるということがない。
・キャップや口金といったフチが割れやすい部品と、滅多に折れないが折れると致命的なチャックが金属製。必要な部分に金属を使っている感
・軽くて細身。これはただの好みですが。
という良さがありバランスが良いと思います。

以下、個別の印象を少し。
・Prouse300:すべりやすい。キャップがたがたでテープ巻いた。クリップがプレスマンと同じ形で邪魔。手にぐいぐいささってくる。
S3ほどではないが口金にかなり段差がある。個人的にはグラフペンシルとS3の中間、というイメージ。

・S3:すべりやすいのでざらざらするテープを巻いて使っていた。キャップガタガタでこれもテープを巻いて対策した。クリップは邪魔になりにくく良い。
口金の段差の激しさはやや人を選ぶかもしれない。芯径、カラーが充実。

・Drafix300:グリップのみぞの滑り止めはプラ軸のわりに良い。しかしキャップが簡易キャップでガタガタが対策不能っぽい。なのでキャップは外して使っていた。クリップは邪魔になりにくく良い。
ゼブラが出しているのだがテクトやカラーフライトよりは芯のぐらぐらが少ないような。

以下、シンプル300円系に見えるがどうしようもない欠点があるので好きではなく、上で上げなかったものとその理由。

・ステッドラー925-65:クリップがでかくて外せなくて邪魔。
・テクト:0.5でも芯がわずかにぐらつく。0.3ではあからさまにぐらつく。
・カラーフライト:0.5は先端パイプの根元のプラのせいで筆圧に弱い。軸がしっかりしていてもこれでは無意味。
0.3は芯がぐらぐら病。口金以外の軸は良いのでぺんてるの口金に交換できればいいのに。
・ロットリング300:0.3は芯がぐらぐら。ゼブラ並。0.5も外れが多い。
posted by masati at 23:29 | Comment(1) | TrackBack(0) | 使ってみた

2012年11月29日

[メモ] ミストラルを作っている会社

加藤金属工業株式会社という会社が作っているようです。
http://www.katomet.co.jp
ここの製品ページにコクヨのミストラルが掲載されています。ネタとしか思えない独特の見た目のプラチナのサスペンションボールペンもここが作っていたんですね。
スライド式ボールペンとして紹介されているのはプラチナポケットでしょうか。

紹介されている製品がより多ければさらに楽しめるのですが。OEM契約という物は面倒ですね。
posted by masati at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2012年11月08日

[メモ] s10のグリップはs5に入らない

いかにもグリップが交換できそうなパイロットS5とS10の話。
20121108_s10s51.jpg

・(↑写真上段)s10軸+s5のラバーグリップ=可
・(↑写真下段)s5軸+s10の金属グリップ=不可


<原因>
軸は同じ形だが、s5にはグリップをはめる部分にでっぱりがあるため、金属グリップが入らない。
s10にはこのでっぱりを削った跡がある。
↓上はs10、下はs5。矢印はでっぱりを削った跡がある部分
20121108_s10s52.jpg

真鍮リングをはめる部分にもでっぱりがあり、でっぱりが削られていないs5には真鍮リングははまらない。
↓はs5軸にs10の真鍮リングをはめようとしたところ。
20121108_s10s54.jpg

s5でもs10と同じようにでっぱりを削れば金属グリップが入りそうです。試していないのでわかりませんし、試さない方が無難ですが。

<部品>
20121108_s10s53.jpg
上s5、下s10。
ほぼグリップ部の違いだけ。軸中央のゴムリングとs10の真鍮リングは失くしやすそうなので、外出先で分解しないほうがいいでしょう。
posted by masati at 17:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ