2014年04月19日

[メモ] メンディングテープよりセロテープのほうがよさそう

今までの流れ。
1.現行品の大多数をしめるキャップガタガタシャーペンのためにキャップまわりにセロテープ(ニチバン)を巻いた
2.数年経ってセロテープがべたべたに
3.べたべたにならないアピールをしているメンディングテープを貼ってみた
それでしばらく様子を見たのですが、メンディングテープは向いていないようです。

セロテープは数年経つとべたべたが取れなくなるのでメンディングテープを使ってみたのですが。
よく売っている3Mのスコッチメンディングテープはいまひとつ。
テープがはがれ浮き上がってしまいます。

・粘着力がセロテープより弱い
・フィルムがセロテープより固い
この二点のせいで、曲面に貼るとはがれて浮いてくるのでしょう。

ただ、浮き上がってきていないメンディングテープもあったので、粘着面に触らないように注意し念入りに貼り付ければメンディングテープもはがれてこないかもしれません。
まあでもだいたい駄目みたいです。
特に凹凸がある曲面には弱いようです。
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2014年04月17日

[使ってみた] ダイソー アルミボール&シャープペン

百均もの。ダイソーで買った『軽量!アルミ ボール&シャープペン』
daiso_alminiumduo_length.jpg
軸にはAP Pen & Automatic Pencil、と書かれている。
ちょっと使っただけ。

ちょっと使った分には軸はわりとよい感じだが、部品を見ると不安要素が多い。
なかなか使いやすいが品質が不安だとネガティブに取るか、品質が不安だがわりと使いやすいとポジティブに考えるか迷うところ。

初期内蔵芯は非常に悪い。
今まで使った芯の中で一番キュルキュル音が激しい。
※芯の音は、昨日の記事( 芯のキュルキュル音.mp3)にあります。


    *長さ、重量


全長:約140mm
重量:5.7g
重心位置:パイプ先端から約80mmの位置。

軽いので影響は感じにくいが、重心位置が意外と高い。
口金がプラだからか。

    *良い点、悪い点


総合的に、100均ノーブランドシャーペンにしてはいい感じなのかな…。
値段の安さを無視して日本メーカーの良いシャーペンと比べると、やっぱりいまいちな部分が多い。

パーツの構成は値段のわりには良いが、パーツの品質は良くない。
耐久性はどうかわからない。
ボールペンのほうは先端のガタが大きすぎて使えない部類。

以下の項目を見ると欠点だらけに見えるが、使用感にはとりあえず影響がない部分が多いのが困る。


○無難な形状
 癖がない形状で、軽めなので個人的には使いやすい。
 反ったクリップは邪魔そうだが、意外と気にならなかった。
 先がきちんと丸められている、でっぱり控え目、位置も悪くない、あたりが理由かな。芯がうるさすぎて気が回らなかっただけかもしれない。

○アルミ筒で剛性アップ
 プラ軸にアルミ筒をかぶせた構造で、細身プラ軸で犠牲になる剛性感のアップに貢献している。
 0.5だと力を入れるのがちょっと怖いので影響は少なめだが、細身でやわらかいプラ軸より良い。
  
○グリップにすべりどめあり
 金属軸だと手抜きされそうな部分だが、きちんと滑り止めの溝がある。

・商品名のわりにアルミ度が少ない。
 構造的にはプラ軸に薄いアルミ筒をかぶせてあるだけ。
 口金に至ってはアルミ風に塗られただけのプラ。
 
 キャップとクリップはちゃんと金属だし、値段を考えるとむしろ良い方か。
 しかし期待外れの感はある。

×芯のぐらつきはある。
 筆記時にも、他のまともな0.5固定スリーブ(たとえばぺんてるの固定式全般、タフやグラフギア500など)と使い比べると差がわかってしまう。
 500円ぐらいでぐらつきありのシャーペンはあるが、それでも売れているようだから一般的には許容範囲なんだろう。
 でも他にきちんとしたシャーペンを持っていたら結局使わなくなる気がするな。

×初期内蔵芯のキュルキュル音がひどい。
 このせいでほかの細かいところまで気が回らない。芯を変えたら印象が変わるかもしれない。

×芯のずれ。
 先端パイプでなく、チャックからの芯の出方の話。
 分解して、チャックを真上から見るとどうも芯が真ん中からずれている。
 芯がずれている鉛筆を連想させる。このあたりは個体差がありそう。
 今のところ、芯は折れていないので問題はないのかもしれないが気持ちの良いものではない。

×ノックの感触が悪い。
 ジャリジャリしたこともあった。
 ノック感はわりとどうでもいいと思っているのだが、それでも気になった。

×内部機構の可動部にグリスべったり。
 粗悪さをグリスでごまかしていそうな雰囲気。
 クツワの補助軸(RH004,RH010)で、じゃりじゃりする粗悪ネジの動きの悪さをグリスでごまかしていたのを思い出す。
 
×二分割白プラチャック
 そのうち割れそう。


    *分解


プラ2分割チャック。
口金は塗装しただけのプラ。
キャップは真鍮。
クリップは金属で外せない。
軸筒は薄いアルミの筒がかぶせてあるだけで中身はプラ軸。
daiso_alminiumduo_disase.jpg


    *パッケージ。


昨日も書いたけれども。
ブリスターパック。厚紙台紙にステープラー止め。
daiso_alminiumduo_pack.jpg
Made in China。中国製。ノーブランド。
材質:アルミニウムとしか書いていないが、他の材質もふんだんに使われている。
構成的はプラ軸にアルミの筒をかぶせたもの。プラ口金、金属パイプ、金属クリップ、金属キャップ、プラチャック、プラ芯タンク。

表記通りにアルミだらけだったらよかったのになあ。
posted by masati at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2014年04月16日

[メモ] 芯のキュルキュル音.mp3

キュルキュル音、キシキシ音、キコキコなど、いろいろな表現がありますが、シャー芯が発するあの嫌な音です。
たまに鳴るのでなく、常にキュルキュル言っているすごい芯があったので思わず録音。
これでキュルキュル音はどんな音なのかいつでも確認することができますね。

※鳥肌注意。悪い意味で。
・キュルキュル筆記音


・1キュルキュルのみ 


※右のほうにある、白くへこんだようなボタンを押すと再生されます。
音量アップは左側の+を押すとできます。

※『1キュルキュルのみ』は、1秒もない短い音です。そのせいかたまに音が出ないようです。

黒板のひっかき音に比べればマシですが、いやらしい音ですね。
聞いていると首の後ろがむずむずしてきます。



この音の発生源の芯は、ダイソー物のシャーペン。
『軽量!アルミ ボール&シャープペン』の初期内蔵芯です。
↓このボールペンとシャーペンセットの物。最近は見かけない気がします。
daiso_alminiumduo_pack.jpg
材質の記載は"アルミニウム"のみですが、プラが多用されています。口金も銀色に塗っただけのプラ。

信頼の中国製。
こういうことがあると百均シャーペン芯(中国製)がおそろしくて買う気がなくなります。
「100円で100本も入ってる!すごい!」でなくて、「1本使いきるのもつらいのに100円で100本も入ってる…怖い!」という気分です。
posted by masati at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月14日

[メモ] 黒鉛の量が同じでも硬度の違う芯が作れるらしい

ソースはパイロットの特許文書。

鉛筆芯 (パイロットコーポレーション 特開2011-127055)
http://kantan.nexp.jp/pat_pdf/A/2011/55/2011127055.pdf
(PDF注意)


上記文書から重要な部分のみ引用。(緑字の部分が引用)

黒鉛(結晶子サイズLcは35nm、平均粒径5μm)60部とポリ塩化ビニル40部およびメチルエチルケトン100部を混合し、ニーダー等により混練したのち、得られた混練物を押出成形し、次にアルゴン雰囲気中において、最高温度1000℃まで焼成した。得られた芯の気孔中にスピンドル油を含浸させて、グレードがHBで呼び寸法0.5mmの鉛筆芯とした。
この鉛筆芯は、黒鉛の結晶子サイズLcが35nm、曲げ強度が410MPaで、濃度Dは0.35であり、良好な相関関係を有し、さらに書き味も滑らかで良好であり、配向度は88%となってHBとして適正な鉛筆芯となった。
【実施例2】

【0018】
実施例1において、結晶子サイズLcが45nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。この鉛筆芯は曲げ強度が320MPaで、濃度Dは0.45であり、良好な相関関係を有し、さらに書き味も滑らかで良好であり、配向度は87%となって2Bとして適正な鉛筆芯となった。

【0019】
(比較例1)
実施例1において、結晶子サイズLcが64nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。
この鉛筆芯は、配向度(%)が88%であったものの、曲げ強度が180MPaできわめて弱く、これに対し濃度Dは0.47と濃くなったが筆記距離が劣化した。

【0020】
(比較例2)
実施例1において、結晶子サイズLcが15nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。この鉛筆芯は、配向度(%)が85%で、曲げ強度が480MPaで強く、濃度は0.07できわめて硬く薄くなった。


*上記部分を読んでの自分なりの理解
※結晶子というのは、でかい結晶を作っている最小の結晶の粒のことらしい
・黒鉛を増やさなくても、結晶子サイズが変わるだけで強度、濃度が変わる。
・結晶子サイズだけでは、濃くするのは限界がある。この作成例では、2Bが限界らしい。
・薄い方向なら結晶子サイズだけでいくらでも薄くできそう。でも薄い方向は単純に黒鉛を減らせば良さそうだ。
・こういうことができるなら、濃い芯は黒鉛が多くて、薄い芯は黒鉛が少ない、と単純には言えないのだろう。鉛筆の論文に載っていた配合例は昔ながらの方法なんだろう。



ついでにシャーペン芯の材料例も載っている。
*上記文章での材料例
※試験用にわかりやすい配合にしていると思われる。別の特許文書ではいろいろな材料が使われて複雑だったので。
mplead_base_pilot2011-127055.jpg
焼成後にスピンドル油に浸して染み込ませている。

粘土焼成芯の粘土部分をプラスチックに置き換えている感じかな。
粘土→プラ(塩ビ)
水→溶剤(メチルエチルケトン)
posted by masati at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月10日

[メンテ] 厄介タイプの芯詰まりが直った

二年以上放置していた芯詰まりシャーペンが直ったメモ。
注:駄目元で無理やりいろいろやったら直っただけなので、運が悪いと止めを刺すことになると思います。
真似して壊れても知りません。


lead_eject_screw.jpg
昨日、こんな風に、グラフペンシルの針を限界まで突っ込んでグリグリしたら詰まっていた芯の欠片が落ちてきて直った。

*メモ
・直ったのは運がよかった。
・グラフペンシルの針が一番使いやすい。
・現行シャーペンの針:いろいろ。針なしが普通。パイロットSシリーズは芯径によらず0.3針のようだ。
 パイロット替え消しゴム付属の針の太い方:0.4〜用。
 昔の0.5シャーペンの太い針:0.5〜用が多い?
・コーリン金色芯は脆い。ただ芯が脆いおかげで芯が砕けて直ったんだと思う。
・このJIBシャープは芯が少し斜めに出ている。とりあえずSTEIN HB芯は折れなかった。現行芯のHBなら他の芯でも平気だろう。古い芯や4B芯を使うとやばそう。

*芯詰まりの位置
orenztumari.jpg
○の位置に詰まった芯は掃除針を入れれば簡単に取れる。
芯が取れない心配より、口金内のゴムが芯にくっついて落下し行方不明になる心配をしたほうがいいほど。
図の×の部分の、チャックとその奥にめちゃくちゃに詰まった芯詰まりが厄介。


↓これが厄介な芯詰まりを起こしていたシャーペン。コーリンJIBシャープ K-521。
lead_eject_overview.jpg
購入後、チャックに芯がいくつか詰まっているのに気づいた。
店頭では、先端に残っていた短い芯で書けたので気付かなかった。
とりあえず、古いシャーペンについていた太めの針でガシガシ突いて、チャックに詰まった芯は見える物は砕いて取り除いた。
それでも芯が出なかったのでお手上げ。
鉄線でも買ってくるしかないかな、と思いつつ放置して死蔵。
これが数年前の話。

冒頭の画像のように、駄目元で針をつっこんで乱暴にぐりぐりしていたら直った。
写真に写っている粉々の細かい芯は、針でガシガシ→ノックを繰り返して落ちてきた芯の欠片。

*芯掃除針
lead_eject_needle.jpg
グラフペンシルの針(写真手前)が、柄付きで、針も長く一番役立った。
柄があると持ちやすく、消しゴムに刺さったタイプと違って消しゴムが裂けないのが良い。
針の長さのおかげでチャックの奥の芯詰まりに届いたようだ。
針の太さ自体は0.3シャーペンにも入る細いもの。
乱暴に使ったせいで曲がったのか、芯タンクに戻すときにキィーッというひっかき音がするようになってしまった。

JIBシャープ付属の針(写真奥)は、0.5用の太い針なのは良かった。しかし、力をかけて使っているうちに土台の消しゴムが裂け、針が貫通したり外れたりして使いにくさがあった。
この針とぺんてる.5(S55型)の針で試したが、0.4パイプ(SP-504)には入らなかったので0.5〜用。

パイロット替え消しゴム付属の針は消しゴムに刺さっていないので、消しゴムが裂けることはない。
しかし今回は長さ不足でグラフペンシルの針があればいらなかった。
細い方が0.3のシャーペンにも入るもの。太い方は0.3には入らず0.4〜のシャーペンには入る。太い方といってもあまり太くない。

↓パイロット替え消しゴム付属の針。
lead_eject_pilot.jpg
あまり売られていないイメージだったが、ヨドバシドットコム(送料無料)にあるので楽に手に入る。
針目当てで買ったが、特別に使いやすいわけでもない。
消しゴムに刺さってる針よりは使いやすいか。グラフペンシルの針があるからいらなかったかな。

※パイロットでも、針がついていない替え消しゴムが多いことに注意。
掃除針付きなのは、以下の三種。
HERF-10(緑箱。主にドクターグリップシリーズ用。消しゴムホルダーは現行ドクグリと同じプラスチックタイプ)
HERFS-10(紫箱。主にエスシリーズ用。S3など)
HERFL-10(黄土色箱。持っていない。何用なのか知らない。検索したらジムノ・ロッキー用と出ていたが)


グラフ1000 0.5の針が何気に0.5径の針のようだ。
S5 0.9の針は0.3径の針だった。
posted by masati at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | メンテナンス

2014年04月09日

[メモ] 動画:鉛筆芯ができるまでの和訳

ステッドラーの鉛筆芯ができるまでの動画。
How It's Made Graphite Pencil Leads - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=5-b2q3jQ414
鉛筆ではなく、鉛筆芯だけに絞った動画。

黒鉛を粘土と混ぜて、芯の形にして、焼いて、オイルに浸して完成!という薄っぺらい知識しかなかったので見て良かった。

シャーペン芯も似たような工程だと思われる。(Mechanical pencil leadで検索したが動画はなかった。)
黒鉛を粉にするところまでは同じのはず。
シャーペン芯では、粘土のかわりにプラスチック、水のかわりに溶剤を使うようだ。

*簡単な工程
<鉱山パート:鉱石から黒鉛のパウダーを作る>
黒鉛の鉱石を掘る
鉱石を砕く。
さらに細かく。
水と油と混ぜつつ、不純物を取り除く。
乾燥。
黒鉛の粉ができる

※粘土に関しては説明されない。

<工場パート:黒鉛の粉が芯になるまで>
黒鉛粉末に粘土と水を混ぜて練り、粒状にする。
粒を押し固めて塊にする。
塊を一週間、寝かせる。
寝かせ終わった塊を、機械で押し出して芯の形にする(※生クリーム絞りのように)
芯を鉛筆の長さにカットする。
芯を乾燥させる。
芯を約1000℃で焼く。
芯をワックスにつける。

・黒鉛の形状に注目して簡単に
[鉱山]
岩>鉱石>鉱石の破片>鉱石の粉(不純物入り)>黒鉛の粉
[工場]
黒鉛の粉>粘土を混ぜる(ここから粘土入り)>顆粒>大きい塊>押し出して芯に


*日本語訳部分だけ抜き出し
<冒頭>
lead(鉛)という呼び名だが、鉛筆芯は実際には鉛ではない。
芯の主原料は黒鉛だ。
黒鉛は炭素の一形態であり、地球の地殻内に大量に存在するものだ。
鉛筆芯は、黒鉛の粉末と、水に溶かした粘土を混ぜ合わせて作る。
粘土の割合を増やすほど芯は硬くなる。

<芯が映り、STAEDTLERのロゴが見える場面>
上質の黒鉛芯は、折れにくく、紙の上をなめらかにすべる。

<ここから鉱山の場面>
黒鉛は、露天掘りと坑道掘り両方で採掘される。
(坑道掘りは)このドイツ鉱山のようなものだ。
工夫たちはハンマードリルで、爆薬のための穴をあける。
鉱区の採掘で採算が取れるには、鉱石は少なくとも30%の黒鉛を含んでいなければならない。

<地上。カートや、ミルが映る場面>
地上で、鉱石を破砕機で砕き小さい欠片にする。
そして油と水の混合物を加え、回転粉砕機で砕く。
スキマーが浮き上がった黒鉛の膜を粉砕機に送り返す。
(*スキマーという機械があるらしい。液体と、その液に浮いている粒子や別の液体を分離する装置とのこと。参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Skimmer_%28machine%29)
5度繰り返すと、黒鉛は96%まで濃縮される。しかし、まだびちょびちょなので乾燥器に入れる必要がある。
572°F(300 ℃)で回転させた後、約30秒で、黒鉛は完全に乾燥した細かい粉になる。
黒鉛は、採掘、加工を経て鉛筆工場に出荷できるようになる。

<工場>
鉛筆芯を作るために、工場は黒鉛粉末と、粘土と水を混ぜ合わせる。

35分間の混合過程の中で、大切なのは、混ぜ合わせる速度、圧力、温度、水分量をコントロールすることだ。
それにより、均一な顆粒ができる。(*顆粒:大きめの粒)
(均一な顆粒は、)全ての芯を同等の品質にするための肝となる。

顆粒は水圧プレスに送られ、円筒形の塊に成形される。
乾燥を防ぐために工員がその塊をフィルムでくるむ。
そして、塊を一週間、寝かせておく。
寝かせた塊は水圧プレスに投入される。
水圧プレスは、塊を成形型から押し出す。成形型は一本の長く連続した芯を作る。
別の型を使えば別のサイズの芯も作れる。

次の機械は、つながった芯を鉛筆の長さにカットする。
芯はきちんとした太さと長さになったが、やわらかく、ぐにゃぐにゃである。
なぜなら、混ぜ合わせる工程で入った水をまだ含んでいるからだ。

工員が芯を回転乾燥機に投入する。320°F(160 ℃)である。
12時間後、芯は乾燥器から出てくる。まっすぐではあるが、まだ強度はない。

次に芯を1800°F(約982 ℃)を超える窯に10時間以上入れる。
この加熱は、黒鉛と混合された粘土を変質させ、芯を最終的な硬さに強化する。

最後に、上質なワックスに12時間浸す。
ワックスは芯の孔を満たし、
それが表面に残ることで、芯が紙の上をなめらかに滑るようになる。

製造ラインの至るところで、工場は品質管理テストに試験サンプルを提出する。
硬度、芯折れ耐性、直径、そしてもちろん筆記の品質を検査するためだ。

この企業(※STAEDTLER)は、三種の品質の黒鉛芯を、16段階の硬度にわたって製造している。
さらに、多種多様な色鉛筆芯を製造している。
色鉛筆芯も似たような方法で作るが、黒鉛でなく顔料粉末と蝋を使う。



*原文つき
英文が2段になっているものは、修正ありの部分。
上の段はAutomatic Captionsそのまま。
下の段の[]内が修正部分。
*の部分はメモ。

英文は、以下の動画の自動生成字幕(automatic captions)より引用。
http://www.youtube.com/watch?v=5-b2q3jQ414

0:00
despite the name lead the CORBA pencil is an actually made a flood
Despite of the name ["lead", the core of a pencil isn't] actually made of lead
lead(鉛)という呼び名だが、鉛筆芯は実際には鉛ではない。
0:04
it's made primarily of graphite a form of carbon it's very abundant in the earth's crust
It's made primarily of graphite, a form of carbon, it's very abundant in the earth's crust
芯の主原料は黒鉛だ。黒鉛は炭素の一形態であり、地球の地殻内に大量に存在する。(*地殻:地球の表皮。マントルの上、全て)
0:10
to produce pencil leads they combine graphite powder with water in clay
鉛筆芯は、黒鉛の粉末と、水に溶かした粘土を混ぜ合わせて作る。
0:15
the higher the ratio clay the harder the lead
粘土の割合を増やすほど、芯は硬くなる。
0:25
quality graphite pencil leads don't break easily and glide smoothly on the
上質の黒鉛芯は、折れにくく、紙の上をなめらかにすべる。
0:29
page
0:39
graphite is mine from both open pit mines and shaft mines
Graphite is [mined] from both open pit mines and shaft mines
黒鉛は、露天掘りと坑道掘り両方で採掘される。
0:42
like this one in Germany
(坑道掘りは)このドイツ鉱山のようなものだ。
0:51
minor's use hammer drills to bore holes for explosives
[Miners] use hammer drills to bore holes for explosives
工夫たちはハンマードリルで、爆薬のための穴をあける。
(*ハンマードリル:ハンマーのようにガンガン打ち付けつつ掘れるドリルらしい)
1:00
the chunks a bore must contain at least 30 percent graphite to make the area
[The chunks of ore] must contain at least 30 percent graphite to make the area
1:04
financially viable for my knee
financially viable for [mining]
鉱区の採掘で採算が取れるには、鉱石は少なくとも30%の黒鉛を含んでいなければならない。
1:10
at the surface a crusher breaks to your into small pieces
at the surface a crusher breaks [the ore] into small pieces
地上で、鉱石を破砕機で砕き小さい欠片にする。
1:14
then adding water in oil they pulverizer in a rotating mill
そして油と水の混合物を加え、回転粉砕機で砕く。
1:19
this or something flows into a system
( ここは聞き取れない)
1:23
that separates the graphite from the impurities the graphite particles cling
that separates the graphite from the impurities. The graphite particles cling
黒鉛と不純物を分離させる。
1:28
to the air bubbles
黒鉛の粒子は気泡にくっついて表面まで浮き上がり、
1:29
and float to the surface skimmer send this layer of graphite phone back into the mill
and float to the surface, skimmer send this layer of graphite [film] back into the mill
スキマーが浮き上がった黒鉛の膜を粉砕機に送り返す。
(*スキマーという機械があるらしい。液体と、その液に浮いている粒子や別の液体を分離する装置とのこと。参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Skimmer_%28machine%29)
1:36
five cycles later the graphite concentration is 96 percent however it's soaking wet so it has to go into a dryer
Five cycles later, the graphite concentration is 96 percent. However it's soaking wet so it has to go into a dryer.
5度繰り返すと、黒鉛は96%まで濃縮される。しかし、まだびちょびちょなので乾燥器に入れる必要がある。

1:50
after spinning around at 572 degrees Fahrenheit
572°F(300 ℃)で回転させた後、

1:53
for about 30 seconds the graphite becomes a completely dry fine powder
約30秒で、黒鉛は完全に乾燥した細かい粉になる。
2:01
mined and processed it's ready to be shipped to the pencil factory
黒鉛は、採掘、加工を経て鉛筆工場に出荷できるようになる。

2:14
to make pencil leads the factory combines graphite powder with clay and water
to make pencil leads, the factory combines graphite powder with clay and water
鉛筆芯を作るために、工場は黒鉛粉末と、粘土と水を混ぜ合わせる。

2:18
during the 35-minute mixing cycle
During the 35-minute mixing cycle,
35分間の混合過程の中で、
2:22
is critical to control the blending speed pressure
It's critical to control the blending speed, pressure
大切なのは、混ぜ合わせる速度、圧力、温度、水分量をコントロールすることだ。

2:25
temperature, and moisture level
2:29
this produces homogeneous granules
それにより、均一な顆粒ができる。
(*顆粒:大きめの粒)
2:31
the key to ensuring that all the leads will be uniform in quality
(均一な顆粒は、)全ての芯を同等の品質にするための肝となる。

2:40
the granules going to a hydraulic press which shapes them into a cylindrical block
the granules [go into] a hydraulic press which shapes them into a cylindrical block
顆粒は水圧プレスに送られ、円筒形の塊に成形される。

2:51
workers then wrap the block in film to prevent drying out
工員は、乾燥を防ぐためにその塊をフィルムでくるむ。
2:54
and set it aside for a week to cure
そして、塊を一週間、寝かせておく。
3:07
payload each cured block into a hydraulic press
[They load] each cured block into a hydraulic press
寝かせた塊は水圧プレスに投入される。
3:10
which pushes it through a form and I producing one long continuous left
which pushes it through a [forming die] producing one long continuous [lead]
水圧プレスは、塊を成形型から押し出す。成形型は一本の長く連続した芯を作る。
3:22
different dyes give different sized let's the next machine then cuts the
Different [dies] give different sized [leads.] The next machine then cuts the
別の型を使えば別のサイズの芯も作れる。
3:28
continuous lead into pencil links
continuous lead into pencil [length.]
次の機械は、つながった芯を鉛筆の長さにカットする。
3:35
the lead to the right thickness and length but they're soft and pliable
The [leads are?] the right thickness and length but they're soft and pliable
芯はきちんとした太さと長さになったが、やわらかく、ぐにゃぐにゃである。
3:38
because they still contain water from the mixing process
なぜなら、混ぜ合わせる工程で入った水をまだ含んでいるからだ。
3:45
workers load the leads into a rotary dryer 320 degrees Fahrenheit
工員が芯を回転乾燥機に投入する。320°F(160 ℃)である。
3:52
12 hours later the leads exit the dryer straight
3:55
but not quite strong enough
12時間後、芯は乾燥器から出てくる。まっすぐではあるが、まだ強度はない。
3:58
so next they go into a kiln for 10 hours at more than 1803 spare night this
so next they go into a kiln for 10 hours at more than [1800 degrees Fahrenheit.] This
そして、次に芯を1800°F(約982 ℃)を超える窯に10時間以上入れる。
4:04
firing transforms the play that's mixed with the graphite strengthening the
[firing transforms the clay that's mixed with the graphite strengthening the]
この加熱は、黒鉛と混合された粘土を変質させ、芯を最終的な硬さに強化する。
4:09
leads to their final hardness
4:15
finally a 12-hour bath in a mixture of high-quality wax
最後に、上質なワックスに12時間浸す。
4:19
the wax is still the pores in the leads
[The waxes fill] the pores in the leads
ワックスは芯の孔を満たし、
4:22
leaving them with the surface the glide smoothly across paper
leaving them with the surface[, they?] glide smoothly across paper
それが表面に残ることで、芯が紙の上をなめらかに滑るようになる。

4:28
throughout the production process the factory post samples for quality control
製造ラインの至るところで、工場は品質管理テストに試験サンプルを提出する。
4:32
testing
4:33
to check our news break resistance diameter
to check [hardness, ] break resistance, diameter
硬度、芯折れ耐性、直径、そしてもちろん筆記の品質を検査するためだ。
4:36
and of course writing quality
4:42
this company produces three different qualities of graphite leads
この企業は、三種の品質の黒鉛芯を、16段階の硬度にわたって製造している。
4:46
in 16 different hardness levels plus a full array of colored lines
さらに、多種多様な色鉛筆芯を製造している。
4:51
made similarly but with pigment powders and waxes rather than graphite
色鉛筆芯も似たような方法で作るが、黒鉛でなく顔料粉末と蝋を使う。



*メモ
cure: 発酵や熟成のために寝かせておく、という意味があるらしい
>12. to process (rubber, tobacco, etc.) as by fermentation or aging.
dictionary.comより

・この会社はステッドラー。冒頭で思いっきりロゴが映っている。

・三種の品質の黒鉛芯、というのは、ルモグラフ芯、Wopex芯、その他(ノリス系)?この動画の時期がWopex発売後かはよくわからないが。
 16段階の硬度というとすごそうだが、6H〜8Bなので高級鉛筆としては普通。
 参考:他社高級鉛筆の硬度幅。ソースは該当企業のウェブサイト。トンボのソースはウェブサイト内カタログ。
 三菱鉛筆 ハイユニ 22段階(10H〜10B)。
 トンボ MONO100 17段階(9H〜6B)。
 ファーバーカステル9000 16段階(6H〜8B)。
 Derwent Graphic 20段階(9H〜9B)。
 Koh-i-Noor Toison d'Or 20段階(10H〜8B)

・ステッドラーの芯ホルダー用2.0mm芯が鉛筆芯と同じかはよくわからない。動画では芯をマルステクニコ780Cに入れて使っているがただの試し書きだろう。

・自動生成字幕すごい。考えてみれば、音声認識ができるなら字幕も自動生成できるか。でもすごい。
 字幕の全文は、動画の下にある"About Share Add to"という部分の右のアイコンをクリックすると表示され、コピペできる。
 字幕をダウンロードできるというFirefoxアドオンも試したが、ダウンロードできなかった。

・google検索で、『320 Fahrenheit』などと検索したら、摂氏に変換してくれた。便利。

*関連記事
鉛筆の黒鉛と粘土の比率。硬度別表
posted by masati at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月07日

[雑談] トンボきっずのシャープペンシル工場がひどい

とんぼKIDS内にシャーペンの組み立てを体験できるゲームがあったのでやってみました。

*シャープペンシルを組み立てよう! (http://www.tombow.com/kids/factory/mechanicalpencil_step03.html)
↓画像は とんぼキッズ http://www.tombow.com/kids/factory/mechanicalpencil_step03.html より
tombow_mpgame1.jpg

…グリップがどこにもないんですが。
必要な部品がないので何をやっても先に進めません。詰んでます。

再プレイの結果、スプリングと芯タンクの取り付けが終わった瞬間になぜかグリップが消えることが判明。
工場勤務の理不尽さを感じます。

4回ほど試した結果、再現性ありで、FirefoxでもChromeでも発生。



*めざせシャープペンシルマスターhttp://www.tombow.com/kids/factory/mechanicalpencil_step04.html
こちらではきちんと最後まで組み立てることができます。
シャーペンを連続で組み立てるモードです。

組み立て完了するとシャーペンの全体図を見ることができます。
※↓の画像は トンボKIDS http://www.tombow.com/kids/factory/mechanicalpencil_step04.html より
tombow_mpgame2.jpg

これは…トンボ Dimple IIIですね。
ゴルフボールのようなくぼみのグリップが特徴的。
数年前に廃番になってしまったようです。(Dimple IIと被っていたせいか?)
ゲーム内でもきちんとスライドスリーブの構造になっているのはいいですね。

このゲームは時間制限が厳しく難度が高いです。
手順の説明をするおじさんを無視して次の部品を取り付けると失敗と判定されるため、セリフを待たなければなりません。
そして律儀に待っていると時間がどんどんすぎてしまうわけです。

・攻略
最高ランクを取得するコツは、あらかじめ次の部品をつかんでおいて作業台の上で待ち、手順セリフ窓が出た瞬間に部品を離してタイムロスを抑えることです。
※手順セリフ窓が出る前に部品を離すと失敗になります。
これでギリギリ間に合います。
良く出来た難度調整で意外に楽しめました。キッズ向けとして適切な難度かどうかは謎。
posted by masati at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | シャーペン雑談

2014年04月06日

[メモ] 鉛筆の黒鉛と粘土の比率。硬度別表

*鉛筆芯の黒鉛と粘土の比率(硬度別)
注意:シャーペン芯には当てはまらないらしい

硬度 黒鉛 粘土 ロウ※2
9H 0.41 0.53 0.05
8H 0.44 0.50 0.05
7H 0.47 0.47 0.05
6H 0.50 0.45 0.05
5H 0.52 0.42 0.05
4H 0.55 0.39 0.05
3H 0.58 0.36 0.05
2H 0.60 0.34 0.05
H 0.63 0.31 0.05
F 0.66 0.28 0.05
HB 0.68 0.26 0.05
B 0.71 0.23 0.05
2B 0.74 0.20 0.05
3B 0.76 0.18 0.05
4B 0.79 0.15 0.05
5B 0.82 0.12 0.05
6B 0.84 0.10 0.05
7B 0.87 0.07※ 0.05
8B 0.90 0.04 0.05

※ 原文では0.73となっているがおかしい。他の値から考えて0.7だろうとのこと

※2 原文にwaxとあるのでロウとしたが、焼成後に含浸させるoil 油/オイルを指しているかもしれない。
芯に含浸させる潤滑剤は、蝋でも油でもいいようなので、ロウで合っているようだ。

出典:Observational Models of Graphite Pencil Materials(Mario Costa Sousa, John W. Buchanan)という論文。
検索中にひっかかったYahoo Answersの回答経由でこのようなデータがあるのを知った。

上記データの情報元については不明。本文中に
>based on information received from pencil manufacturers.
(複数の鉛筆製造者からの情報に基づく)
としか書かれていない。

ロウは潤滑油として使われているとのこと。

論文自体は、ざっと見た感じ、鉛筆を研究してモデル化しCG描画に使おうという論文のようだ。
鉛筆による描画過程を簡略化し数値化することが主眼で、鉛筆自体の情報は少ない。


*シャーペン芯との違い?
別のページの記述だが、シャーペン芯では硬度が変わっても黒鉛含有量がさほど変わらないという記述もあった。
このデータは鉛筆のものなので、この表の黒鉛含有量をシャーペン芯にそのまま適用することは無理のようだ。

また、現行のシャーペン芯はポリマー焼成芯で粘土は使われていないようだ。(粘土の代わりにプラスチックが使われている)
粘土のかわりに使われているプラスチックは、ポリ塩化ビニル(PVC)っぽい。

更新:2014 4/7 ロウ(Wax)という表記が疑わしいので注意書きを追加など。
2014 4/8 もうちょっと調べたら、潤滑剤として、ロウもオイルも両方使われているようなので再修正。
posted by masati at 20:46| Comment(1) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月02日

[絵] アオマツムシを百均ピラミッド色鉛筆で&ピンクがガリガリするのはなぜか

注:今のピラミッド色鉛筆はだめです。リニューアルしたものが出回っていますが、色が薄く従来品とは別物です。下の画像は旧Pyramid色鉛筆を使用したものです。2016年4月29日追記

cp_pyramid_aomatsumushi.jpg

アオマツムシ。
遠目からみると葉っぱにそっくりです。
ですが、なぜかよく石壁に張り付いていてバレバレです。
今の時期には見かけません。

下書きはシャーペン。線はボールペン。色はダイソーのピラミッド色鉛筆+白色鉛筆。
pyramid_coloredpencil.jpg
ダイソーPYRAMID色鉛筆(油性)。百均もの。
水彩色鉛筆のほうは感触がざらざらして使いにくいです。

PYRAMID色鉛筆ピンクがガリガリする理由
pyramid_pink_uv.jpg
PYRAMID色鉛筆のピンクに紫外線ライトを当てたところ。蛍光顔料が混ざってなくて粒大きすぎ…。
この蛍光顔料の粒が固いです。
これがピンクがガリガリする原因。
蛍光顔料の量は少なく、蛍光色とは言えない色です。蛍光の発色に期待してはいけません。

他の色は使い心地はなかなか良いです。
追記:黒にも、砂のようにガリガリする部分が混じっていました。ただ、ピンクと違って頻度は少なそう。
他の10色は今のところ問題ありません。
posted by masati at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) |