2011年01月14日

[感想] ○ゼブラ ノックペンシル KNOCK PENCIL M-1300 - 軽くてスリムな100円シャーペン

ゼブラ(ZEBRA)の鉛筆型シャープペンシル、ノックペンシル(KNOCK PENCIL)を使ってみました。
型番はM-1300。定価100円らしいです。おそらく廃番。

MP_M1300_4colors.png
・手持ちの4本。(クリックで拡大)


※自分の手持ちはこれだけです。。
しかし検索してみたところ、この他にも透明タイプ、0.9mmタイプなど豊富なバリエーションがあり、型番もM-1300だけでなくM-1200、M-1400といったものがあったようです。
参考:ものぐさ博物館 - ゼブラノックペンシル。写真が充実していて、10種近くのさまざまなタイプのノックペンシルの写真が掲載されています。

それだけ人気があったのでしょう。

*お気に入り度…○(普通)
とても軽く無難なシャープペンといった感じです。
重い物ではなく軽い物が好きな人は気に入るでしょう。
鉛筆のような6角形細軸の点も気に入る人がいそうですね。
スリムな六角形軸で100円シャーペンというのは、昔はどうかわかりませんが今となっては個性的です。

さらに鉛筆型になっていることで普通の100円シャーペンにはない利点がいくつかあります。(下記○いいところ参照)

○いいところ
・軸全体の塗装が見た目のわりにすべりにくくクリップがないため、どこを持ってもよくどんな持ち方にも対応できる。
・100円シャーペンにしては先端が細めで紙が見やすい。スリムな口金+3mm(?)パイプ型スリーブ。スリーブの長さは2.5mmっぽいものもあってよくわかりません。

×悪いところ
明らかに悪い点はなし。

?気になるところ
・口金に入っている芯の滑り止めゴムが外れやすい。
・全身プラスチック。チャックもプラスチックの2分割。頑丈さは期待できない。
・軸がやわらかいのかプラが薄いのか少ししなる感じがある。無理な力をかけると折れるかもしれない。
・強い筆圧をかけると口金のあたりがゆがむ感じがある

*書き心地
なかなか快適です。
ペン先をこまめにコントロールすることができ、さらさら書けます。
軸が軽く先端の見通しがいいからでしょうね。
気合をいれなくてもスッと持って書き始められます。

ただ、ためしに筆圧を強くしてみると軸の先のほうが少し曲がるのを感じます。
思いっきり下を持っても曲がるので、軸が曲がっているのではなくどうやら口金と軸のつなぎ目のネジの部分が曲がるようです。
この感触だと筆圧の強い人が使うと口金の部分のプラスチックがすぐひび割れそうです。

*以下細かいこと
*素材
チャックリングとバネ以外全部プラスチックです。チャックもプラスチックです。

そういえばASXの記事で樹脂2分割チャックなんて見たことないと書きましたが見たことありました。
これ樹脂2分割チャックです。
このシャーペンは何度か開けてチャックも見ていたはずなのですが注意が回ってませんでした。
樹脂の黄色さと楕円形に気をとられていました。この楕円形はチャックを折らないための工夫でしょうか。

口金部分のプラスチックが軸のものと感触も見た目も違うので、ここには軸より丈夫なプラスチックが使われていそうです。
MP_M1300_tips2.png
・口金部分のプラスチック。軸と違う(クリックで拡大)


軸もプラスチックで力が入るとすこし曲がる感触があります。
実際に軸の両端を持って力を入れて曲げようとしてみるとわずかに曲がります。(直線が引かれている定規の上で曲げて確かめました)
ちょっと頼りない感じ。
強い力にもびくともしない金属軸のような感触を好む人には向かないでしょう。

*グリップ(握り)
先端のほうに滑り止めの溝がついています。
溝のついていない軸を持ってもあまりすべらないのでどこを持っても平気でしょう。
MP_M1300_grip.png・滑りどめの溝

クリップがついていないこともありいろいろな持ち方ができそうです。
ただし極端に上のほう、たとえば0.5の印刷があるあたりを持つと軸がしなってちょっとやばそうです。
(これは他のプラ軸のシャーペンでも同じですね。たとえばグラギ500とか)

*その他
・長さ約14.2cm。シャーペンとしては普通ですね。
・4本のうち2本は口金の小さい滑り止めゴムが外れていました。たぶん外れやすいのでしょう。
MP_M1300_leadretainer.png
・外れた滑りどめゴム。一度外れたら押し込んでもだめだったのであとで接着します。(クリックで拡大)


*まとめ
ちょっと使った程度ではほぼ問題はなくよいシャーペンでした。
あとは耐久性が心配なのですがどうなんでしょうね。

筆圧が強いせいでシャーペンを壊すような人にはおすすめできません。
力を入れ過ぎるとぐらつく上に他のシャーペンよりも脆い感じなので。

*作り
・口金
口金はとても小さくなっています。
プラスチック口金には珍しく口金側にネジ山があるタイプです。
口金がチャックリング受けも兼ねています。
MP_M1300_metaltip.png
・小さい口金(クリックで拡大)


・チャック(芯を挟む部分)
2分割のプラスチックです。
ちょっと汚れやすく芯をつかむ力が弱くなりやすい疑いが。気のせいかも。
チャックはひっこんでいるので少し掃除がしづらかったです。
MP_M1300_chuck.png
・なぜか黄色い2分割プラチャック。右は芯をつかんだ状態(クリックで拡大)


・消しゴム部分
中軸のお尻が広くなって消しゴム受けを兼ねているというとてもシンプルな作りです。

消しゴムはカチカチで痩せたものが入っていました。逆さにしただけで落ちます。
作られてから長い時間が経ったことをうかがわせます。古シャーペンの消しゴムは全部こんな感じですよね。

消しゴムの色は手持ちのものだと全部青。針はありません。
MP_M1300_eraser.png
・青い消しゴム(クリックで拡大)


MP_M1300_eraseholder.png・消しゴム受け。中軸と一体型。


・キャップ
シンプルな円筒形。
窒息防止の穴がないのが時代を感じさせます。
キャップはプラスチックのでっぱりで止めているだけなので開け閉めを繰り返すとゆるくなっていくと思われます。
MP_M1300_caps.png
・キャップ。左から順に、上からの図、横からの図、下からの図、横からの図。(クリックで拡大)


・握り(グリップ)
下の方にシンプルなローレット風の溝が掘ってあります。
溝のある部分は狭いのですが、溝がない部分もそんなに滑らないので持ちやすくなっています。


・文字
MP_M1300_string.png
"A most suitable pencil for desk work 0.5 JAPAN"
"ZEBRA KNOCK PENCIL 0.5 M-1300"

デスクワークにぴったりらしいです。
確かに使いやすいのでメモ書きなどにはぴったりかも。

緑色軸の文字は金色、パステルカラー軸の文字は白色です。
その他のカラーに関しては持っていないのでわかりません。
posted by masati at 22:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 使ってみた
この記事へのコメント
今さらながらに、このシャープペンシルを探しています。これの姉妹品で、表面がラバーのラバー100 シャープを1本だけ所有しています。
ゼブラのお客様相談室に在庫の問い合わせをしたのですが、さすがにありませんでした。どこかの古い文房具屋で出会えないかと思っています。
Posted by なお at 2011年07月06日 18:34
追加です…
最初からかなり気にいっていたので50本くらい購入したのですが、100円だし、いつでも買えるからと思って、あまり貴重品扱いしなかったため、失くしてしまい手許には1本しか残っていません。オークションで、出品されるようなこともないでしょうし、今となっては、幻の逸品です。軽さと細さとノックの感触が気にいっています。
Posted by なお at 2011年07月06日 18:41
なおさんこんばんは。すごい返事が遅れましたが。

 50本とはすごいです。それをほとんど失くすなんてどんな使い方ですか、とつっこみたくなりましたが、自分も小中学生のころのシャーペンはひとつも手元にありませんでした。
 持ち出すとけっこうすぐ失くしますね。

 これ、長さによっては鉛筆より軽いんですね。
重さをはかってみたら4.69gで、削っていない鉛筆(サンリオのキャラもの)が5.27gでした。

 ちょっと削った鉛筆と同じぐらいの重さで、まさにペンシルだなあ、と感心しました。
Posted by masati at 2011年10月19日 02:16
M-1300の画像を検索して,こちらのブログに来ました。
私のブログで,こちらのM-1300画像を使わせていただけないでしょうか?
そのまま引用させていただく形で,一切ご迷惑おかけしないようにしたいと思います。よろしくご検討のほどお願いします。
Posted by Enrique at 2014年10月07日 13:26
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