2011年02月13日

[メモ] ゼロシンのしくみ

ゼロシンの構造。ペンはプラチナZeroshin MZ-1000です。
MP_mz1000_ov.JPG

*説明書の一部
MP_mz1000_readme.jpg
説明書より。機能の説明を期待していたのですがそういった情報はありませんね。
"口金は取り外さないで下さい"とのことです。

*中身
MP_mz1000_separated.JPG
口金を回して軸を外しました。
口金をいつもの方向に回せば外せます。中身が口金についてきて軸がきれいに分かれます。
口金のネジはかなり固く締まっていました。

MP_mz1000_sslide.JPG
ねじの2つついた白いプラを外しました。
このプラはクッション機構用のバネを覆うような位置にあります。
クッションのバネが効いていて後ろに押される感じなので、先端に向けて押すようにしながら外すとよいです。

MP_mz1000_inner.JPG
口金を外しました。

*トップチャック
MP_mz1000e_pipe.jpg
先端部分はこうなっています。

MP_mz1000e_colored.jpg
オレンジ色の部分がチャックリング、緑色の部分がチャックにあたります。

この部分はチャックがむき出しになって先端パイプを兼ねているので外見は奇妙ですが、動きは普通のシャーペンと同じに見えます。

・普通のシャーペンの動き
1.ノックすると中身の軸が前に押し出される
2.チャックとチャックリングは同時に進むが、チャックリングの方はでっぱりが口金にぶつかるのですぐ止まる。一方、チャック部分はそのまま進む
3.チャックだけが進み、チャックリングだけが止まるので、チャックがチャックリングから抜けだし、リングの締め付けがなくなるのでチャックが開く
4.進んできた芯は滑りどめのおかげで落下することも戻ることもなく進んだ状態でとどまる
5.チャックはバネの力で元の位置に戻る。チャックは開いているので芯を掴まず滑りどめされた芯を残したまま戻る。
 バネの力で戻されるとチャックリングが待ち構えているのでリングにはまり締め付けられチャックが閉じる

ただし、この先端チャックは4.の滑りどめのおかげで先端にとどまる部分がありません。
短い芯1本だけで使うとノックしても芯が進みません。

*ツインチャック
MP_mz1000e_disasm.jpg
白い部品の中に普通のチャックも隠れていました。
たまたま短い芯を使っていたので素直に外れましたが、長い芯がセットされている状態でここを外そうとすると芯が折れると思われます。
この部分はネジもなにもないですが、外側のネジつき白いプラパーツと口金で挟まれているのでずれないようです。

MP_mz1000e_disasdetail.jpg
内部チャック部分の拡大図。
上の画像では見えませんが白い部品の前半部に滑りどめの黒いゴムパッキンもついています。

MP_mz1000_tipinside.jpg
先端部品を内側から覗いた図。真ん中の黒い輪が滑りどめゴムです。

MP_mz1000_secondchuck.jpg
内部チャックのほうはごく普通です。ここに口金をつければ普通のシャーペンになるでしょう。

2つのチャックのバネを同時に動かすということでノックに力が要りそうですが、他のシャーペンとの差は感じません。

*ゼロシンのしくみ(推測含む)
チャックが2つあります。
・先端チャック
先端のチャックは、芯が出るスリーブ部分も兼ねていてスリーブのような形ですが作りはチャックそのものです。
チャックリング受けは口金の一番先の部分です。

・内部チャック
内部の方のチャックは普通の位置にある普通のチャックという感じです。
滑りどめゴムもあります。
チャックリング受けは先端パーツの白いプラなようです。

・動き
ノックすると先端チャックと内部チャックのバネが両方縮み、両方のチャックが前に出てチャックリングが外れ、両方のチャックが開きます。
芯が充分長いときは2つのチャックが1本の芯をつかみ、芯が短いときは先頭のチャックが1本目の短い芯を、内部チャックが2本目の芯をつかみます。

なぜチャックが2つあるのか、先端チャックだけではいけないのかは推測になりますが。
先端チャックしかない芯ホルダーは滑りどめゴムを失くしたシャーペンと同じように芯がすっぽ抜け、このゼロシンを先端チャックだけで使うと芯が進まないのと関係がありそうです。
先端チャックはホールド専用にして内部チャックの力で芯を押しているのでしょうか。

・内部チャック
 芯を押し出し、滑りどめで芯を止めることで芯を進める動き。
・先端チャック
 少し開いたり閉じたりするだけ。これ単独では芯が進まないし、芯がすっぽぬけるほど開いたりもしない。
 芯が長いとき…内部チャックも同じ芯を掴んでいて内部チャックが芯が送り出すので芯が出る
 芯が短く、長い芯が後ろにある時…内部チャックが掴んでいる2本目の芯を押し出し、2本目の芯が1本目の芯を押す。先端チャックも芯が動かせる程度には開いているので、1本目の芯は2本目の芯に押されて押し出される。

こう考えると自分では納得がいきます。


*気になったこと
ゼロシンには短くなった芯を入れて使う人が多いと思うのですが、
短い芯だけをたくさん入れると内部チャックの前にある隙間に芯が落っこちそうな気がしました。

MP_mz1000_leadtrap.jpg
追記:ですが、チャックが芯を離すのはチャックが前進して隙間がなくなった後と考えるとたぶん大丈夫ですね。
posted by masati at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ
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