2011年02月20日

[感想] ◎プラチナゼロシン1000 - 芯が最後まで使えるシャーペン

MP_mz1000_ov.JPG
PLATINUM ZeroShinの1000円版、MZ-1000。
先割れタイプのしっかりしたゼロシンです。
クッション機構つき。(公式名だとセーフティスライド機構でしたっけ)
見た目はメタリックですが軸はプラスチックです。

MP_mz_1000_sentan.jpg
最後まで芯が使えるシャーペンはこのように先端が割れているので良く見ればわかります。
先が割れていないものは残芯0.5mmなどと書いてあっても芯の固定が甘いので実質使えません。


お気に入り度:◎
先端長い系のシャーペンで残った芯を使いきれるのは素晴らしいです。
ゼロシン300や500やミリノと違いグリップがプラスチックなのでゴムよりプラグリップを好む人向けか。
書きやすさは良くもなく悪くもなくといったところ。

○良いところ
・先端で芯をホールドするので本当に最後まで芯が使いきれる
・ぐらぐらする部分がない。グリップは軸と一体型、芯はトップチャックでしっかりホールド。ただ、キャップはたまにカチャカチャ言うかも。

×悪いところ
明らかに悪いところはなし

?気になるところ
・クッション機構が動くと金属が擦れるのかジャリジャリ音がすることがある。何度か動かしたら平気になった。サビてた?
・手がすべることがある。軸の塗装は見た目テカテカな割には滑りづらいほうだが汗をかくと滑る。
・先端がちょっと太い。まあちゃんとしたゼロシン系は全部こんな感じですね。
・クリップが邪魔に感じることがある
・軸にプラスチックの成型線のようなものがある。

*使いやすさ
それなりに良いです。
ただ先端からすぐ太くなる形で紙が見辛く、丁寧に字や絵を描くのは難しいです。慣れればできると思いますが。

見た目は300円のゼロシンMZ300と大差ないのにこちらのほうがだいぶ使いやすく感じます。
MZ300はグリップが急にへこんでいるためにへこみの部分以外に指を置くのは難しく、軸がMZ1000より滑ることもあって先のほうをもたざるを得ない感じです。

・参考:ゼロシン300(MZ300)の画像
MP_mz300_ov.jpg
ゼロシン300は固めのゴムグリップ。分解したことはないので中身がMZ1000と同じかはわかりません。


MZ1000が使い心地はいいかというと、クリップがちょっと邪魔だし、滑りどめももうすこし長いほうがいいかな。
それに先端も細いほうが紙が見やすいです。
もともとちょっと滑る上に、汗をかくともっと滑るのでホールドするために余計な力をかけてしまいがちです。
それでもぐらぐらする部分がないという個人的に最重要な点はクリアしているし、トップチャックのゼロシン機構が好きなので満足しています。

*クッション機構について
クッション機構のありがたみは謎。
普通に書いている分にはクッションが動かず、過剰な力で芯を押し付けないとクッションしないので大抵の人にはあってもなくても変わらないのではないでしょうか。
クッション機構を動かしつつ書くのを試してみましたがとても難しく、練習しないと出来なさそうです。
芯を紙に押しつける→芯が耐えきれず引っ込む→先端を紙に打ち付ける、というパターンを防ぐ先端保護の役目があるのかな。


*重心
ほぼ中央、ほんの少し後ろ。
クリップ、キャップとその付近の金属が重みがありそうです。
今はキャップを外して使っています。ノックするとき消しゴムがベトっとするし、手の油で消しゴムが黄ばみそうですが。

*構造
・ゼロシン機構について
MP_mz1000e_disasdetail.jpg
ゼロシン機構(ツインチャック機構)については前の記事に書いたのでそちらを
先端と普通の位置の2箇所に芯をつかむチャックがあり2箇所で芯をホールドしています。
普通のチャックでは芯をつかめないほど芯が短くなっても先端チャックがしっかり芯をつかむので最後まで使いきれます。
このタイプは先端の芯の出てくる部分が割れているのでよく見ればわかります。

・口金を回すだけで外側と内側がきれいに分かれます。
MP_mz1000_separated.JPG

・キャップ周辺
MP_mz1000_capandring.JPG
矢印の部分に白い輪っかが見えます。中身の筒やキャップが揺れるのを防いでいるのでしょう。
この輪は外そうと思えば外せます。
輪には上下の区別があるようで切れ目がついている方が下になっていました。

消しゴムを外して見た図。
MP_mz1000_caparound.JPG
矢印の部分の金属に切れ目が入って膨らんでいて、輪が抜け落ちるのを防いでいます。
また、矢印の近くに輪の切れ込みが見えます。
消しゴム受けには底がある金属タイプで針はありません。


・クッションバネのカバー
MP_mz1000_dis2.JPG
オレンジの点のついた白い部分を持って口金を矢印の方向に回すと外れます。
口金が外れるのではなく白い部品が外れます。
白い部品は2つのネジで口金と外軸をつなぎつつクッション機構用のバネを受けているようです。

・クッションバネのカバーを外したところ。
MP_mz1000_sslide.JPG


*最後に
ゼロシンのしくみに内部構造をほとんど載せたので構造はあまり書くことがありませんでした。

これ系のトップチャックは、他のシャーペンで残った芯が使えていいですね。
posted by masati at 20:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 使ってみた
この記事へのコメント
ゼロシン300を何本か使ったが、ほんの少し使い込むと芯が折れまくる。芯の角で書くため本体を回すのにクリップが少し邪魔になる。加工精度も悪い印象。コロコロ転がるし、まあ、はっきり言ってゴミ。使い物にならん。グラモアミニなんてあんな物売ってはいかんレベル。今のところ
ベストはクルトガハイグレード、次がぺんてるグラフ1000の0.4mmとスタドラー。ぺんてるの、握りノック。
Posted by 文具好き at 2013年02月16日 19:30
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