2014年04月06日

[メモ] 鉛筆の黒鉛と粘土の比率。硬度別表

*鉛筆芯の黒鉛と粘土の比率(硬度別)
注意:シャーペン芯には当てはまらないらしい

硬度 黒鉛 粘土 ロウ※2
9H 0.41 0.53 0.05
8H 0.44 0.50 0.05
7H 0.47 0.47 0.05
6H 0.50 0.45 0.05
5H 0.52 0.42 0.05
4H 0.55 0.39 0.05
3H 0.58 0.36 0.05
2H 0.60 0.34 0.05
H 0.63 0.31 0.05
F 0.66 0.28 0.05
HB 0.68 0.26 0.05
B 0.71 0.23 0.05
2B 0.74 0.20 0.05
3B 0.76 0.18 0.05
4B 0.79 0.15 0.05
5B 0.82 0.12 0.05
6B 0.84 0.10 0.05
7B 0.87 0.07※ 0.05
8B 0.90 0.04 0.05

※ 原文では0.73となっているがおかしい。他の値から考えて0.7だろうとのこと

※2 原文にwaxとあるのでロウとしたが、焼成後に含浸させるoil 油/オイルを指しているかもしれない。
芯に含浸させる潤滑剤は、蝋でも油でもいいようなので、ロウで合っているようだ。

出典:Observational Models of Graphite Pencil Materials(Mario Costa Sousa, John W. Buchanan)という論文。
検索中にひっかかったYahoo Answersの回答経由でこのようなデータがあるのを知った。

上記データの情報元については不明。本文中に
>based on information received from pencil manufacturers.
(複数の鉛筆製造者からの情報に基づく)
としか書かれていない。

ロウは潤滑油として使われているとのこと。

論文自体は、ざっと見た感じ、鉛筆を研究してモデル化しCG描画に使おうという論文のようだ。
鉛筆による描画過程を簡略化し数値化することが主眼で、鉛筆自体の情報は少ない。


*シャーペン芯との違い?
別のページの記述だが、シャーペン芯では硬度が変わっても黒鉛含有量がさほど変わらないという記述もあった。
このデータは鉛筆のものなので、この表の黒鉛含有量をシャーペン芯にそのまま適用することは無理のようだ。

また、現行のシャーペン芯はポリマー焼成芯で粘土は使われていないようだ。(粘土の代わりにプラスチックが使われている)
粘土のかわりに使われているプラスチックは、ポリ塩化ビニル(PVC)っぽい。

更新:2014 4/7 ロウ(Wax)という表記が疑わしいので注意書きを追加など。
2014 4/8 もうちょっと調べたら、潤滑剤として、ロウもオイルも両方使われているようなので再修正。
posted by masati at 20:46| Comment(1) | TrackBack(0) | メモ
この記事へのコメント
シャープペンシルにおける
硬度別の黒鉛含有率の表はありますか?
Posted by at 2015年01月20日 13:27
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