2015年03月19日

[使ってみた] プラチナ手帳用シャープ MTE-400は意外と好感触

mte400_pack2.jpg

左がシャーペン。右はついでに買ってみたボールペンです。
普通に売っているのは見たことがありません。キャンドゥ(100均)で購入。

使いにくそうな見た目ですが試しに使ってみたら意外と書きやすかったです。
・キャップがガタガタカチャカチャしない
・スライドスリーブのぐらぐらがひどくない
という二点が好感触。

他に軸の作りとは無関係な要素も使いやすさに貢献していそうです。
・今は気候のおかげで指が乾燥していないので意外と滑らない
・初期内蔵芯がやわらかめ(Bかな?)
この二点ですね。

真冬に使うと印象が変わりそうです。
これはどう見てもつるつる滑る持ち手なので…。

あと、購入価格が安かったこと(つまり価格のわりによかったという心理)、
手帳用はその細さで使いにくいのが普通なので書き心地への期待がとても低かったことも好印象の理由かな。
あくまで手帳用のわりにはよかったということです。


・外観、仕様

mte400_2.jpg

<長さ>
一般的なシャーペン(14cm前後)より2cmほど短い手帳用シャーペンです。
全長117mm (先端パイプ収納時)。
先端パイプは3mm。

<重量>
8.38g。(実測)

<グリッパー>
持ち手の部分はラバーグリップではなくプラスチックです。
触った感触はやややわらかめ。ABSに似ています。
溝や凹凸がないので滑りやすいでしょう。

<生産国>
日本。MADE IN JAPANと書かれています。


・内部構造(分解写真)

mte-400_disasm.jpg

胴軸はクリップと持ち手の黒いプラパーツでステンレスの筒を挟み込む構造でした。
口金は開けることができません。(とんでもなく固いだけかもしれないが自分には無理だった)


・ギミック

スライドスリーブとクッション機構。

スライドスリーブはあまりぐらぐらしないので好印象。
書くときに気をつけるとぐらぐらがわかるので、そこまですごいわけでもないですが、きちんと作られています。

金属バネタイプのクッション機構つきです。プレスマンと同じ。
紙に芯を強く押しつけると一時的に芯がひっこみます。
プラチナのシャーペンは特にアピールしていなくてもクッション機構を忍ばせてきますね。
プラチナ一般用シャーペンのほとんどに簡易クッション(穴開きプラスチック筒式)か、クッション(金属バネ式)がついている気がします。


・クリップ

ガチガチではなくほどよい固さ。
外せないタイプですが手帳用なので妥当でしょう。
厚い生地のポケットにもギリギリで差せました。(かなり跡がつくでしょうが)
クリップの根元が太いタイプなので刺さり方はすこし浅いです。


・おまけ:ボールペン版(BTE-400)の構造
bte-400_disasm.jpg
こちらは口金も外せます。(芯交換のときに外す必要がある)
替え芯はパッケージから判断するにBSP-60S-F(0.7)。
BSP-60Sシリーズが使えるようです。
公式ウェブサイトを確認したところ紛らわしい名前のものが多いので気をつけたいですね。

ノック式。

重量は8.45g(インクほぼ未使用で)

ボールペン版はシャーペンと比べてとくに目立つ点はありません。
キャップも少しカチャカチャ言うし。
まあペン先の遊びも許容範囲で悪くはないとは思います。


・パッケージ裏の説明
パッケージ裏が説明書になっています。
捨ててしまった時のために載せておきます。(クリックで大きい画像を表示)
左がシャーペン(MTE-400)、右がボールペン(BTE-400)の説明。
mte400_pack.jpg
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2014年04月17日

[使ってみた] ダイソー アルミボール&シャープペン

百均もの。ダイソーで買った『軽量!アルミ ボール&シャープペン』
daiso_alminiumduo_length.jpg
軸にはAP Pen & Automatic Pencil、と書かれている。
ちょっと使っただけ。

ちょっと使った分には軸はわりとよい感じだが、部品を見ると不安要素が多い。
なかなか使いやすいが品質が不安だとネガティブに取るか、品質が不安だがわりと使いやすいとポジティブに考えるか迷うところ。

初期内蔵芯は非常に悪い。
今まで使った芯の中で一番キュルキュル音が激しい。
※芯の音は、昨日の記事( 芯のキュルキュル音.mp3)にあります。


    *長さ、重量


全長:約140mm
重量:5.7g
重心位置:パイプ先端から約80mmの位置。

軽いので影響は感じにくいが、重心位置が意外と高い。
口金がプラだからか。

    *良い点、悪い点


総合的に、100均ノーブランドシャーペンにしてはいい感じなのかな…。
値段の安さを無視して日本メーカーの良いシャーペンと比べると、やっぱりいまいちな部分が多い。

パーツの構成は値段のわりには良いが、パーツの品質は良くない。
耐久性はどうかわからない。
ボールペンのほうは先端のガタが大きすぎて使えない部類。

以下の項目を見ると欠点だらけに見えるが、使用感にはとりあえず影響がない部分が多いのが困る。


○無難な形状
 癖がない形状で、軽めなので個人的には使いやすい。
 反ったクリップは邪魔そうだが、意外と気にならなかった。
 先がきちんと丸められている、でっぱり控え目、位置も悪くない、あたりが理由かな。芯がうるさすぎて気が回らなかっただけかもしれない。

○アルミ筒で剛性アップ
 プラ軸にアルミ筒をかぶせた構造で、細身プラ軸で犠牲になる剛性感のアップに貢献している。
 0.5だと力を入れるのがちょっと怖いので影響は少なめだが、細身でやわらかいプラ軸より良い。
  
○グリップにすべりどめあり
 金属軸だと手抜きされそうな部分だが、きちんと滑り止めの溝がある。

・商品名のわりにアルミ度が少ない。
 構造的にはプラ軸に薄いアルミ筒をかぶせてあるだけ。
 口金に至ってはアルミ風に塗られただけのプラ。
 
 キャップとクリップはちゃんと金属だし、値段を考えるとむしろ良い方か。
 しかし期待外れの感はある。

×芯のぐらつきはある。
 筆記時にも、他のまともな0.5固定スリーブ(たとえばぺんてるの固定式全般、タフやグラフギア500など)と使い比べると差がわかってしまう。
 500円ぐらいでぐらつきありのシャーペンはあるが、それでも売れているようだから一般的には許容範囲なんだろう。
 でも他にきちんとしたシャーペンを持っていたら結局使わなくなる気がするな。

×初期内蔵芯のキュルキュル音がひどい。
 このせいでほかの細かいところまで気が回らない。芯を変えたら印象が変わるかもしれない。

×芯のずれ。
 先端パイプでなく、チャックからの芯の出方の話。
 分解して、チャックを真上から見るとどうも芯が真ん中からずれている。
 芯がずれている鉛筆を連想させる。このあたりは個体差がありそう。
 今のところ、芯は折れていないので問題はないのかもしれないが気持ちの良いものではない。

×ノックの感触が悪い。
 ジャリジャリしたこともあった。
 ノック感はわりとどうでもいいと思っているのだが、それでも気になった。

×内部機構の可動部にグリスべったり。
 粗悪さをグリスでごまかしていそうな雰囲気。
 クツワの補助軸(RH004,RH010)で、じゃりじゃりする粗悪ネジの動きの悪さをグリスでごまかしていたのを思い出す。
 
×二分割白プラチャック
 そのうち割れそう。


    *分解


プラ2分割チャック。
口金は塗装しただけのプラ。
キャップは真鍮。
クリップは金属で外せない。
軸筒は薄いアルミの筒がかぶせてあるだけで中身はプラ軸。
daiso_alminiumduo_disase.jpg


    *パッケージ。


昨日も書いたけれども。
ブリスターパック。厚紙台紙にステープラー止め。
daiso_alminiumduo_pack.jpg
Made in China。中国製。ノーブランド。
材質:アルミニウムとしか書いていないが、他の材質もふんだんに使われている。
構成的はプラ軸にアルミの筒をかぶせたもの。プラ口金、金属パイプ、金属クリップ、金属キャップ、プラチャック、プラ芯タンク。

表記通りにアルミだらけだったらよかったのになあ。
posted by masati at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2014年03月17日

ダイソー2mm芯で描いてみた

昨日の記事の補足的なもの。(ダイソー2.0mmとUni2.0mm芯)
細かい点は昨日の記事参照。

daiso_illust.jpg
左半分がUni 2.0芯 2B。
右半分がダイソー 2.0芯 2B。
軸はどちらも同じ物を使用。

Uni芯はダイソー芯に比べて素晴らしいとか、そういう事は感じられなかった。
自分にとってはどっちでもいいや、ということになった。
今どちらか買い足すならダイソー芯を選ぶと思う。安い上に、色芯のおまけつきでなんとなく楽しいから。

*2014 3/23追記
もうちょっと使ってみたら、Uni芯のほうが良かった。
ダイソー芯はなめらかな部分とそうでない部分が不均一で、その時々によって筆記感が違うのが気になる。
そしてなめらかでない部分がちょっとガサガサしすぎ。
ガサガサ部分は色も薄いように見える。

ヘッドホンで音楽聞きながら、ながら作業で描いていると気にならず、ダイソー芯でいいじゃんとなる。
しかし静かな状況だとダイソー芯はちょっとつらかった。
*追記ここまで

そういえば芯の見た目はUni芯のほうがよい。側面がなめらかできれいだ。ダイソー芯の側面は光沢の強い部分と弱い部分があってまだらに見える。
使用上は全くどうでもいいんだけども。
posted by masati at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2014年01月05日

[お店] コンビニのシャーペンは意外と高い

近場のコンビニで売られているシャーペンをチェックしてきました。
100円シャーペンに偏っているイメージでしたが200円以上の物も意外とありました。

※()内の数字はおおよその値段
店舗 シャーペン(芯径は0.5) 芯(芯径は0.5) 消しゴム
ファミリーマート1

・スーパーグリップノック(100)
・Opt(200)
・Dr.Grip Gspec(500)

グラファイトネオックスHB,B Wエアイン(100)
ファミリーマート2 ・スーパーグリップノック(100)
・Opt(200)
・無印フェアライン
・無印カラーフライト
・無印ミリノ
グラファイトネオックスHB,B Wエアイン(100)
セブンイレブン1 ・エナージェル(200)
・形が違うオレーヌ(200)
グラファイトネオックスHB MONO(100)
セブンイレブン2 ・オルノ(300)
・ステンレスシャープ(500)
グラファイトネオックスHB MONO(100)
セブンイレブン3 ・形が違うオレーヌ(200) グラファイトネオックスHB,B MONO(100)
サンクス1 ・スーパーグリップノック(100)
・エナージェル(200)
BlackAinHB,B ・MONO(100)
・MONO Smart
ローソン1 ・スーパーグリップノック(100)
・クルトガスタンダード(450)
ナノダイヤHB MONO(100)
ローソン2 ・スーパーグリップノック(100)
・クルトガスタンダード(450)
ナノダイヤHB,B MONO(100)


<全体的に>
・芯は0.5のみ。軸も0.5だけ。

・消しゴムはだいたいMONOの100円版。無難。

・鉛筆はだいたいトンボの物だった気がする。

・同じコンビニでも店によってけっこう品揃えが違う。売り場面積の問題?
 オートの鉛筆シャープもコンビニで見た記憶があるが、今回行った店の中にはなかった。

・地域によって品ぞろえが違うかもしれない。近所のコンビニで調べたので地域差は不明。

・ぺんてるシュタイン芯を扱っている店がなかったのが意外だった。どこかのコンビニで見た記憶があるが気のせいか。

<店舗別>
・ファミマはパイロットだらけだが無難なラインナップ。大き目の店舗では無印のシャーペンもあった。
 消しゴムでプラス・W AIR-INを置いているのが目立つ。
 コレトやフリクション系もでかでかと配置してあったりとやっぱりPilot度が高い。フリクションはどのコンビニでも大きく扱っていたので単に売れ線なだけかも。

・セブンイレブンでは、変な形のオレーヌとプライベートブランドのステンレスシャーペンが目をひいた。
 コンビニには100円シャーペンが置かれているイメージだったが、セブンイレブンには100円シャーペンがなかった。

・サンクスは一店舗しか見かけなかったのでよくわからず。
 ぺんてるBlackAin芯が売られているのは珍しかった。コンビニなのに150円ちょっとで売られていたので在庫処分の臭いが。

・ローソンは無難で特徴がなかった。コンビニの品ぞろえはこんなもんだよね。
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2012年11月30日

現行品のお気に入りシャーペン3種

現行品で好きなシャーペン。現行品をなんでもかんでも持っているわけでもないので、持っている中から選びました。

芯がぐらぐらせず気持ちよく書けるシャーペンが好きなのでそこを重視しています。


*ぺんてる タフ TUFF QE5、QE7、QE9
20121201_tuff.jpg
普段シンプルな細軸系が好きなのであまり使いませんが、手がすべってどうしようもないときに、どこにいったかな、と探すことになります。
わりと安くて大盛りでおいしいシャーペン。

定価350円。

○良い点
+グリップ力。細かく発泡したような表面のシリコーングリッパーはすべりにくい。すぐ駄目になるようなこともない。冬、手がサラサラでプラ軸の溝グリップでは滑るときにぴったり。
+芯の安定性。ぺんてるの固定スリーブは芯がぐらぐらしなくて良い。
+転がり防止。クリップのついている場所が少しでっぱっていてクリップを外した後も少し転がりにくい。(でっぱりが大きくないのでけっこう転がるが、転がり防止の配慮が何もないシャーペンよりはずいぶん良い)
+芯径のバリエーション。0.5、0.7、0.9のモデルがある。

△気になる点
-クリップが大きく邪魔なわりに外しにくい。プレスマンのクリップを隙間に差しこんでクリップを浮かせて外したが苦労した。
-クリップつきの状態では使い心地は悪い。この使い心地の悪さは大きいクリップが手に当たることと、クリップ先端に角があって手に当たると不快なこと、クリップと消しゴムユニットの重みで頭が重くなることによると思われる。
-グリッパーにほこりが付きやすい。気になったらセロテープでぺたぺたとホコリを取ることになる。
-見た目は太いように見えるが、ラバーグリップの厚みの分、本体の軸が細くなっていてちょっと頼りない。見た目のイメージほどタフではないかな。

・その他
+回転繰り出しの大きい消しゴムつき。消しゴムをうっかり家に忘れた、というシチュエーションでは役立つだろう。消しやすさはフォームイレイサーなどのプラスチック字消しに劣るが、緊急用として頼りになる。


*ぺんてる グラフペンシル PG5
20121201_pg5.jpg
プラ軸シンプル系シャープの最高峰。
グリップの溝が浅くて滑る、キャップがガタガタするという300円シンプルプラ軸シャーペンにありがちな問題を解決しているところに丁寧さを感じる。(グリップの滑りやすさは完全には解決していないが)

単純に使いやすいです。

定価800円。

○良い点
+キャップガタガタ病にかかっていない。
+グリップ力。溝が深くプラ軸の割にはすべりにくい。さすがにラバーグリッパーには負けるが。
+口金との接続部分に金属ねじを使用。ついでに芯タンクも金属。全体的にいいパーツ使ってる感。
+芯の安定性。

△気になる点
-グリップ力。軸の長手方向へのすべりどめ力は良いが、円周方向につるっとすべることがあるので完璧ではない。
-長時間使っていると指が痛くなることがある。
-ノック部が細いので指にくいこみノックしづらい。個人的にはこのノック部は好き。
-クリップの位置が下すぎる気が。クリップつきの状態だとクリップがガンガン手に当たって使いにくいシャーペンという印象になってしまうだろう。
-クリップは固く取りつけられているので、クリップを外すと傷がつく。
あと、グリップの溝が深く細かいおかげでゴミが詰まりがちで取りにくいのもちょっと気になるかな。


*ウチダ ドローイングシャープ S型
20121201_drawingS.jpg
回転繰り出し式。筆記音を除けば音の出る要素がなく静かな場所で集中して使えるシャーペン。
細部までしっかり作りこんである印象。

とにかく静かなのでカチカチ音に飽きて静かに作業したいときにありがたい。

定価1100円。

○良い点
+キャップガタガタ病とは無縁。キャップがないので。
+静か。回転繰り出し式なのでカチカチという音を立てずに芯を出せる。
+転がり防止。一番太い部分が六角形になっていて、クリップを外してもそうそう転がらない。
+芯の安定性。回転繰り出し式の割には芯がほとんどぐらぐらしない。(紙に芯を立てて左右に揺するとごくわずかにぐらぐらするのがわかる程度。筆記中には感じない)
+クリップを簡単に外せる。(つまりすぐ外れるので物を挟むには使えないと思われる。プラだし)

△気になる点、細かい事など
-個人的な好みでは少し重いのと冬に使うには冷たいのが気になるかな、程度。
 ※重量16.4g(実測。クリップつきの重量だったかな。昔量ったので忘れた)
-手汗をかくと滑りやすい。わりと重みがあるせいで余計滑りやすく感じるのかもしれない。
-横置きの状態から持ち上げるときに六角形の部分をつまみたくなるが、六角形の部分は重心ではないので持ち上げにくい。
-予備芯を入れられない点が人によっては気になるかも。自分は気にならない。

昔のメモを見たら"初期芯固い H寄り?少しガリガリする" とあるので、書き心地がいまいちと感じたら2本目からはお気に入りの芯を使うといいかも。


<追記>
<現行0.3軸について>
*ぺんてる シュタインシャープ(新しい金属グリップのほう) 300円
が良いです。0.3にありがちな芯のぐらぐらがない所が良いです。個体差でぐらぐらするのもたまにありますが、他メーカーよりは確実に良いです。

0.3はぺんてるの固定スリーブ全てとエアブランだけが芯の固定がまともでした。他のメーカーの0.3は芯がぐらぐらする外れも多いです。ぐらぐらしない個体もたまにありますが。ゼブラとロットリングの0.3は外れしかありません。(三菱αゲルと、ロットリングのラピッドプロはチェックしてませんが)

シュタインシャープ以外のぺんてる0.3は独特な軸ばかりなので、シュタインシャープが値段的にも作り的にも無難かな。
この時期冷たいし、もうちょっとグリップの穴増やして滑りにくくなっていればよかったかな、と思いますけどね。

芯の安定重視ならパイロットのエアブランも良いです。
軸が細すぎてやわいのが嫌なので持っていませんが。多少力をかけるとぐにゃっとする細軸で良いならエラブランも良いと思います。

<その他、入れるか迷ったもの>
値段重視のシャーペンを入れるか迷ったので、そのあたりを中心に。
結局、200円未満の現行シャーペンではビクーニャシャープが一番かな。

*ぺんてる ビクーニャシャープ
150円。安さ重視。

安いのがいいけど、芯がぐらぐらしないしっかりとした感触のシャーペンが欲しいならこれかな。
芯の固定がしっかりしていて、価格を考えるとものすごく良いです。
軸の段差も少なくどこに指を置いてもだいたい平気ですね。
縦横両方向の滑りを防ぐ指紋っぽい溝も面白い。もうちょっと上まで溝があると良かったなあ。ロゴなんて小さくしていいから。
持った感じ見た目より軸が太く感じるので細軸に慣れていると違和感があるかもしれませんが、よくできた軸かと。

低価格ながら金属チャックなので、チャックが折れたトラウマを持つ人も安心。
グリップの滑り止め力はまあまあで、よくあるラバーグリップより下かな。滑らなさ重視の人には合わない気がします。

*ぺんてる シュタインシャープ
300円。
前にも記事を書いたし、上でも触れたので手短に。値段を考えるとすごくいいです。
夏に記事書いてたらタフの代わりに入れていたかも。この時期、金属グリップは冷たくてイメージ落ちるんですよね…。

*パイロット レックスグリップ、スーパーグリップノック
100円。安さ重視。

安くて先端収納ありの物がいいならこれでいいでしょう。
パイロットのスライドスリーブは、他社のスライドスリーブに比べてぐらつきが少なくまともです。
さすがに良い固定スリーブのシャーペンにはかないませんが。
軸の形状もくせがなく使いやすいです。滑り止め力が高いスーパーグリップ、段差がなくなめらかな形でいろいろな持ち方に対応できそうなレックスグリップ、といった感じでしょうか。
店頭を見るとパイロットはスーパーグリップのほうを推しているようですね。大差ないが個人的にはスーパーグリップのほうが使いやすいかな。

何度かマイナーチェンジをしているようで、昔は金属チャックでしたが現行品はプラスチックのチャックです。
安くて失くしてもダメージが少なく、書き心地もなかなか。
好きなシャーペンというより持ち運び向きの役立つシャーペンという感じです。

*セーラー フェアラインSP
80円。安さ重視。

安さを最重視するならこれかな、と。
この値段で芯がぐらぐらしない固定スリーブというだけでまあいいかな、と思えるそんな感じ。
パイプの根元のプラ部品のせいで、筆圧をかけると先端がぐにゃるというカラーフライト0.5と同じ欠点を抱えています。

太めの六角形ラバーグリップも使っていると慣れてきてこれはこれでいいかな、と思えます。

*シンプルな300円製図用シャーペン
ProUse300、S3、Drafix300。

好きなのですがグラフペンシルとキャラが被っていて、比べるとさすがにグラフペンシルのほうが良いなあと思ったので入れませんでした。
正直、グラフペンシルと使用感はほぼ同じです。(グリップの滑りやすさとキャップのガタガタをなんとかできればの話ですが)

この辺の0.3は芯がぐらぐらするものが多いので0.3は避けるのが無難かもしれませんが、0.5〜なら価格差考えるとこっちでも良いかな。
グラフペンシルは0.5しかないので、似たような感触の0.4、0.7、0.9が欲しいならこの辺から選ぶことになりそう。

300円シンプル系のシャーペンは、
・芯がぐらぐらしない固定スリーブ(固定スリーブなら何でもよいというわけでなく、固定スリーブのくせにぐらぐらするのもあります)
・ラバーグリップの厚みで軸が細くなっている、ということがないので軸がふにゃふにゃしない
・軸とグリップが分かれていない分、境目がぐらぐらしたり、軸とグリップの境目からヒビが入ってくるということがない。
・キャップや口金といったフチが割れやすい部品と、滅多に折れないが折れると致命的なチャックが金属製。必要な部分に金属を使っている感
・軽くて細身。これはただの好みですが。
という良さがありバランスが良いと思います。

以下、個別の印象を少し。
・Prouse300:すべりやすい。キャップがたがたでテープ巻いた。クリップがプレスマンと同じ形で邪魔。手にぐいぐいささってくる。
S3ほどではないが口金にかなり段差がある。個人的にはグラフペンシルとS3の中間、というイメージ。

・S3:すべりやすいのでざらざらするテープを巻いて使っていた。キャップガタガタでこれもテープを巻いて対策した。クリップは邪魔になりにくく良い。
口金の段差の激しさはやや人を選ぶかもしれない。芯径、カラーが充実。

・Drafix300:グリップのみぞの滑り止めはプラ軸のわりに良い。しかしキャップが簡易キャップでガタガタが対策不能っぽい。なのでキャップは外して使っていた。クリップは邪魔になりにくく良い。
ゼブラが出しているのだがテクトやカラーフライトよりは芯のぐらぐらが少ないような。

以下、シンプル300円系に見えるがどうしようもない欠点があるので好きではなく、上で上げなかったものとその理由。

・ステッドラー925-65:クリップがでかくて外せなくて邪魔。
・テクト:0.5でも芯がわずかにぐらつく。0.3ではあからさまにぐらつく。
・カラーフライト:0.5は先端パイプの根元のプラのせいで筆圧に弱い。軸がしっかりしていてもこれでは無意味。
0.3は芯がぐらぐら病。口金以外の軸は良いのでぺんてるの口金に交換できればいいのに。
・ロットリング300:0.3は芯がぐらぐら。ゼブラ並。0.5も外れが多い。
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2012年04月21日

[雑談] でこぼこの紙にはラバーグリップ

ラバーグリップも便利ですね。
サンスターのシャーペン(Flavorの硬度表示つきタイプ)のラバーグリップがネバネバぐちゃぐちゃになったのがショックで、以前は嫌いだったのですが。

145_ergono_flavor.jpg
同時期に買って酷使していたエルゴノミックス(上)は元気なのにフレーバー(下)と来たら…。グリップ部分は捨てました。プニュグリップをはめてごまかしてあります。
同じ場所に同じように保管してあったので、保管条件の差ではないです。
エルゴノミックスはグリップ以外もとてもしっかりした作りで良いです。どちらも買ったのは2000年頃だったかな。

High Whiteというコピー紙の表面がでこぼこで振動がきついことがあるのですが、ラバーグリップのシャーペンだと振動をあまり感じなくなります。
今は主にオートのSP-505Pで書いて、指が痛かったり振動がきつかったらPROUSE MSD-500に変える感じです。
PROUSE MSD-500はちょっとキャップの重みを感じることがあります。

以下、紙の印象。紙は安さ重視であまり気にしていませんし、詳しくもありません。

■PPC用紙 High White A4
http://www.p-tano.com/226-3793/
表面がややでこぼこです。
ラバーグリップ無しのぐらつきのないシャーペンで書いていると、紙のでこぼこが手に伝わってきて指がしびれることがあります。
砂利道を自転車で走っているような気分です。でこぼこを感じない時もあるのですが。

万年筆ではひっかかりが強くガリガリとしかいいようがない書き心地です。書く気がなくなります。他の紙では滑らかなので紙の問題ですね。

なんだかんだで絵と字用で100枚以上消費したので使えることは使えますが、似た値段でもっと書きやすい紙があるでしょう。

■Tanosee αエコペーパータイプJ B5
http://www.p-tano.com/226-4820/
これもぱーそなるたのめーるで買ったもの。値段のわりに使いやすい紙だと思います。
High Whiteと比べると表面がなめらかで書きやすいです。

一時期この紙にプレピー万年筆などで日記をつけていましたがなかなか書きやすかったです。
たまに裏抜けしている部分がありますが、ペリカンやプラチナのブルーブラックの部分は平気でした。

■トッパンの(?)マルチカットペーパーホワイトA4 500枚入り
だいぶ前に使いきったのであやふやですが、色もなめらかさもαエコペーパー B5と似たようなものかな。
http://www.clevery.co.jp/eshop/g/g4994389329714/?utm_source=recomend&utm_medium=4994389329714
これ。ベスト電器で500枚400〜500円だったと思います。
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2011年03月07日

[感想] ○モンブランあずき色/0.5 - 手が込んだ変わりもの

MP_montblanc_ov.JPG
よくわからないシャーペンです。0.5mm芯。
あずき色というかえんじ色というか、そんな色でシンプルな美しさがあります。
軸にはMONTBLANC GERMANYと書かれています。


*お気に入り度:○(普通)
見た目はいいのですが使いづらいです。
重いわりに滑るのですぐ落としそうな上に先端がぐらぐらします。

○いいところ
・軸の金属が厚めで丈夫そう。塗装もきれい。
・軸がぐらぐらする部分がなく一本の金属棒のような感触。キャップもカチャカチャ言わない。

×悪いところ
・軸が滑る。つるつるで滑るというよりさらさらして滑る感じ。
・先端が固定されていないのでぐらぐら。先端収納なしなのになぜ非固定?

?気になるところ
・芯を入れるとき軸を外す必要があるが外す時にバネがねじれる音がする。
・軸にバネの力がかかっているのでネジが削れやすい気がする。
全体的になんでこんな構造になっているのかさっぱりです。


*作り
・正面から
MP_montblanc_front.jpg
クリップにマークがついています。
クリップのとリングの間に"MONTBLANC GERMANY"と書かれています。

・キャップ&消しゴム
MP_montblanc_eraser.jpg
キャップを外すと消しゴムがついています。
ここから芯を入れたくなりますがそれは罠です。入りません。
ここから芯を入れる作りだと消しゴムの下に芯が当たって汚れるのでそれを嫌ったのでしょうか。


MP_montblanc_captop.jpg
キャップを上から見た図。ここにもマークが入っています。


・中身
リングのある部分がネジになっていてそこを回すと外れます。
ここのネジなのですが、バネの力がかかっている上に回すとバネも回ってしまう感じです。
外そうとするとネジがぎしぎし言ってちょっと削れてそうだしバネはキチキチ音を立てるしで何度も分解するとやばそうです。
ペン先に向けて上半分の軸を押しつつ回せばちょっとはましでしょうか。
MP_montblanc_inner.JPG

ペン先がひっこんでいます。
中身のメカは軸の上半分に押されて固定されているらしく軸の上半分を外すとひっこみます。

・上半分の軸を内側から見た図
MP_montblanc_barrelup.jpg
厚みのある真鍮に厚めの塗装をしてあるように見えます。

・掃除針2
MP_montblanc_innerneedle.jpg
これは内蓋の役割でしょうか。針がついています。
この内蓋針を外しっぱなしにしておけばキャップと消しゴムを外しただけで芯が入れられるようです。
そうした場合、消しゴムの下が芯で汚れるでしょうし、この針を失くす自信がありますが。

・先端
MP_montblanc_tip.JPG
針型でなく三角型。
軸の上半分が内部機構を先端におしつけて固定しているようです。
ダブルノックのボールペンっぽい感触でぐらつきます。

・部品
MP_montblanc_parts.JPG
もっと分解できそうですが分解の仕方がわからなかったのでここまで。


*その他
かなり重いです。旧スーパープロメカ丸軸(確か26g)より重いので30gぐらいでしょうか。
全長は14.2cm。よくある長さ。


もしかしたらメインはボールペンで、ダブルノックのボールペンのパーツをできるだけ流用したらこんな構造になったのかもしれません。
それか軸と中身を完全にわけることで壊れた時どちらかを交換して直せるようにしているのかも。

たまに使ってみたくなり手に取るのですが、ちょっと書いただけでもういいや、と箱にしまってしまいます。
先端が固定されていないせいか芯が震えるような書き心地です。
書く時に芯が紙に触れた時と芯が紙に押しつけられた時の2段階芯が当たる感触がします。

先端以外はどこにもぐらぐらする部分がなかったり、細身でしっかりした軸だったり、ネジ山や塗装がきれいだったりと好きな点は多いのですが、やっぱぐらつき感がきついですね。
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2011年02月28日

[感想] ○グラフ1000フォープロ - 無難そうで難ありなシャーペン

MP_g1000_ov.JPG
Graph1000 for pro 0.5mm(PG1005)です。
金属からゴムが飛びでた独特のグリップが目をひきます。

※時間が経って印象が良いほうに変わったので、すこし更新しました。(2012.2/25)
お気に入り度:○(普通)(2012.2/25変更)
1000円台のシャーペンのわりにあまりこれといった特徴や利点がありません。ただ、どうしようもない欠点もないです。

軸はやわらかめでしなり、グリップと軸の一体感がなく境目がぐらぐらするために使い心地が悪いです。
行儀よくグリップをつまむ以外の持ち方ができません。
(追記;2012.2/25)
グリップがはまっているところにテープを貼って太くすればぐらぐらは抑えられました。ぐらぐらがなくなれば使い勝手は良いですね。

素材がいいかというと内部ネジがプラスチックだったりと価格のわりにいまひとつ。


○いいところ
・クリップが小さく上のほうにあるので邪魔にならない
・何も対策しなくてもキャップがカチャカチャ言わない
(追記:2012.2/25)
・ラバーグリップの細軸では珍しくグリッパー部がしならない
 これをラバーグリップと感じるかは人によるでしょうけど。
・芯のぐらぐらが他社に比べて少ない。これはビクーニャやタフなどぺんてるの固定スリーブシャーペン全てに言えることですが。

キャップがカチャカチャ言ったとしてもテープを巻けばいいし、クリップが邪魔にならないシャーペンも1000円出すなら結構ありますね。
塗装のおかげかグリップや口金の金属の冷たさが伝わりにくいですが、冷たさ回避なら完全プラかゴムのほうがいいですね。

×悪いところ
・軸が普通の樹脂でたまにしなる。グラフギア500やグラフレットあたりとしなり方が似ている。頼りない。
・グリップと軸の境目がぐらぐらする。境目をつまむように持ち寝かせて書くとはっきりわかるレベル。

?気になるところ
・中身がプラスチックネジ。
・グリップにゴムが使われている。劣化が早いと思われます。よくあるグリップ素材の中ではゴムが真っ先に駄目になるようなので。
(追記)手もちの初代エルゴノミックスのグリッパーが油を出しつつも10年以上もっていることを考えるとそんなに心配ないのかな。100円シャーペンのゴムよりはずっと長持ちしそうですね。


*重心
ほぼ中央です。先端から6.5cmあたりか。
軽いこともあり重量が筆記を助けてくれる感じはありませんが、コントロールはしやすいです。

MP_g1000_mean.JPG
点が打ってあるあたりが重心。


*構造
・口金
MP_g1000_tipoff.JPG
いつもの方向に回せば外れます。
口金は金属で段になっています。
軸側のネジは、軸の一部でプラスチックです。写真には映っていませんが一番外側のネジがちょっと白っぽくなっています。


口金を内側から見ると真鍮の色です。真鍮製でしょう。
MP_g1000_tipinside.JPG


・グリップ
MP_g1000_grip.jpg
外側に金属、内側にゴムの2枚重ね構造です。
ぺんてるのウェブカタログによるとグリップの金属はアルミのようで、外して持ってみると軽いです。

MP_g1000_gripinside.JPG
グリップを上から見た図。
右を見るとゴムがちょっと浮き上がっていて、金属の内側にゴムの筒が入っているのがわかります。


グリップの回転対策もされているようです。
MP_g1000_chuck2_grip.JPG
下から見た図。軸の突起にグリップのへこみが噛み合ってグリップが回るのを防いでいます。


・グリップ部周辺
MP_g1000_grip_separate.JPG
グリップをはめてある部分の軸は細いですね。
このあたりが軸のしなりを悪化させている気がします。


・チャック
MP_g1000_chuck.JPG
真鍮三分割チャックです。
口金にチャックリングを当てるタイプではなく、軸にくっついたプラスチックパーツにチャックリングを当てるタイプです。


・キャップ
MP_g1000_diameter_disp.jpg
上から見た図。芯の太さが書いてあります。


・消しゴムとその周り
MP_g1000_eraser.JPG
消しゴムには掃除針つき。
消しゴムホルダーは金属で、そのホルダーをはめる部分も金属です。
写真だけだと内側の筒も金属に見えますがプラ筒のお尻に金属をはめてあるだけでしょう。


・芯を入れる筒
MP_g1000_lookinside.jpg
後ろから中を覗いてみた写真ですが暗いのと角度ミスで見えませんね。
中を覗くとプラスチックのようなものが見えるので芯を入れる筒はプラスチックでしょう。

中身は外せないので写真もなし。
実際にはほとんど直らないとしても直せる可能性がちょっとは上がる分解可能な構造のほうが好きです。
壊れたら修理するのではでなく使い捨て前提なのでしょうか。


*その他
・入っている芯は6本。
MP_g1000_leads.jpg
フォープロ芯HBかな?よくわからないです。

・全長14.6cm。
・重さ11.0g(公式サイトより)。
・スリーブは4mmでパイプ型。
・芯径のバリエーションは0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm。


*最後に
100円シャーペンを1000円にしてみたけど欠点をつぶしきれなかったというような使い心地です。
現行品ではS3やGraniph x Stein(P303S/P305S)のほうがよくできていると思います。


追記:2011.10/16
グリップの隙間をテープで埋めたらぐらつきもなくなっていい感じかもしれません。
まだ隙間埋めてから全然使っていないので語れませんが。

 それと、ブログを更新していない間、S3やGraniph x Stein(P303S/P305S)をだいぶ使っていたのですが、S3はグリップの溝が浅くすぐ滑って使いづらく、Graniph x SteinもS3よりましだが滑りやすく、さらにグリップ部分まで角があるせいですぐ指が痛くなるという欠点がありました。
 なので、価格差を考えない場合、P305S、S3>グラフ1000、とは言えないかなと今では思っています。
posted by masati at 23:26| Comment(14) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年02月22日

[感想] ◎グラニフシュタイン0.3 P303S - 300円で高品質な12角形シャーペン

MP_p303s_ov.jpg

Graniph x Stein。グラニフシュタインP303Sです。
定価315円。ラインナップは0.3mm(P303S)と0.5mm(P305S)。
グラフシュタインの次はグラニフシュタインだ!と偉い人がノリで決めたかのような名前ですね。

写真でしか見たことがありませんがP325というシャーペンにそっくりです。
コストダウン復刻版といった感じでしょうか?
グラニフシュタインは中身の筒がプラスチックです。P325は持っていませんが中身は全て金属のはずです。
訂正:P325も芯を入れる部分はプラスチックとのこと。louieさんありがとうございました。

クリップと軸にJAPANと書かれているので日本製ですね。


お気に入り度:◎(とても良い)
素晴らしいシャーペンです。
グラフペンシルの長所を低価格で実現といった雰囲気。
まだ3日程度しか使っていないのでこれからもっと気に入るかもしれません。


○いいところ
・軸が12角形で角がゆるく痛くないので持ちやすい。
・口金のネジが両方金属製。ここのネジが折れたり割れたりしてお亡くなりになることはないでしょう。
・グリップと軸が一体なのでそこのズレがない。
・軸に段差がほとんどなくどこに指を置いても平気。
・口金やその付近の軸が細く紙の見通しが良い
中身をむりやりはめてある系でないので分解しやすく、調子が悪くなっても原因がわかりやすそうなのもいいかもしれません。

mp_p303s_neji2.jpg
300円なのに中のネジが金属製。とても良心的です。

×悪いところ
明らかに悪いところはないかな。
2011年4月12日追記>1ヶ月ほどちょくちょく使っていますが、今のところ悪い部分はありません。素晴らしいです。
ただ、クリップがたまに手に当たるのに外せそうにないので簡単に外せればさらによかったです。
クリップも思いっきり力を入れて回しながら上にひっぱったら外れました。
MP_p305s_offclip.JPG


?気になる部分
・ノックが戻る時ガタッとひっかかる感触が強い。ちなみに0.5mmなら問題ないです。
・真っ白なのでそのうち黄ばみそうで心配。
・0.3mmと0.5mmしかないのが残念。
・固体差があり芯がわずかにぐらぐらするものがある。0.5は大丈夫かもしれません。
修正:・0.3mmだと個体差があり芯がわずかにぐらぐらするものが多め。0.5mmも買ってみたが0.5mmならどれを選んでも芯がしっかりしていそうだった。(数本見ただけなので断言できませんが)
 ※0.3mmの芯のぐらぐらはどのぐらいが普通なのかわかりませんが、テクト0.3mmよりは安定していました。


*見た目
見た目は文字がごちゃごちゃしていて良くないかな。企業名入りの粗品かと。
まあ見た目より使い勝手が大事ですね。


*ノック感
MP_p303s_knock.jpg
悪い。
ぺんてるシャーペンはノックが戻るときのひっかかりが強い物が多いですが、このシャーペンはひっかかりがさらに強くガクっという音が出るほどです。
個人的にはノックより他の部分のほうが大事なので気にしていませんが。

他には、珍しくチャックリングが固定式なためかノックするとすぐ芯が出ます。
※チャックリング可動式(つまりほとんどのシャーペン)だとチャックリングが口金に当たるまで中身を前進させる必要があるので、大抵はノックを深く押しこむ必要があります。

・芯
交換できるのでどうでもいいのですが薄いです。HBとは思えません。
0.3mmなので薄く硬くして強度を上げているのでしょうか。
シールによると『シュタイン芯HB内蔵』とのこと。

芯が6本も入っているのはうれしいですね。
MP_p303s_leads.jpg
芯6本入り。1本はチャックにセットされています。

*作り
簡単にきれいに分解できます。(クリップは外せなさそう)
おかしくなったときにはありがたいですね。

口金を外すだけでこの通り。
MP_p303s_inside.JPG


・軸
グリップとキャップ付近は12角形の軸で、文字がある中央付近は2つの面がくっついている感じで11角形です。
MP_p303s_barrelfront.jpg
↑文字がある面。

MP_p303s_barrelrev.jpg

MP_p303s_barrelback.jpg


・グリップの滑りどめ
MP_p303s_grip.jpg
充分な滑りどめです。
この手の溝は上下はよくても左右に滑ることがあるのですが、12角形の角にひっかかって左右にも滑らないようです。よくできてますね。
汗をかく夏はどうかわかりませんが。


・消しゴム付近
MP_p303s_cap.jpg
消しゴムは白ではなく薄いグレーです。

MP_p303s_eraser.JPG
針はついていません。
底のない金属の消しゴムホルダーを芯入れの筒にはめるタイプです。

柔らかいプラスチック筒にじかにキャップや消しゴムホルダーをはめるタイプなので、長い目で見ると筒の端が変形する予感。


・先端部
MP_p303s_tip.JPG

口金側も軸側も金属ネジです。現行品の国産300円で両方金属ネジのものはこれが初めてかも。
500円以下のものはほぼ軸側は柔らかいプラスチックネジですよね。

追記;書き忘れていましたがチャックはもちろん金属で真鍮3分割タイプです。

先端は4mmスリーブです。


*重さと重心
公式ページによると9g。軽いですね。
ほぼ中央重心。シールの型番が書いてあるあたりが重心ですね。
長さは14.2cmで、7.0cm付近が重心。
これならうちどころが悪くない限り落として先端が即死ということはなさそうで細芯向きでしょう。
posted by masati at 23:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年02月20日

[感想] ◎プラチナゼロシン1000 - 芯が最後まで使えるシャーペン

MP_mz1000_ov.JPG
PLATINUM ZeroShinの1000円版、MZ-1000。
先割れタイプのしっかりしたゼロシンです。
クッション機構つき。(公式名だとセーフティスライド機構でしたっけ)
見た目はメタリックですが軸はプラスチックです。

MP_mz_1000_sentan.jpg
最後まで芯が使えるシャーペンはこのように先端が割れているので良く見ればわかります。
先が割れていないものは残芯0.5mmなどと書いてあっても芯の固定が甘いので実質使えません。


お気に入り度:◎
先端長い系のシャーペンで残った芯を使いきれるのは素晴らしいです。
ゼロシン300や500やミリノと違いグリップがプラスチックなのでゴムよりプラグリップを好む人向けか。
書きやすさは良くもなく悪くもなくといったところ。

○良いところ
・先端で芯をホールドするので本当に最後まで芯が使いきれる
・ぐらぐらする部分がない。グリップは軸と一体型、芯はトップチャックでしっかりホールド。ただ、キャップはたまにカチャカチャ言うかも。

×悪いところ
明らかに悪いところはなし

?気になるところ
・クッション機構が動くと金属が擦れるのかジャリジャリ音がすることがある。何度か動かしたら平気になった。サビてた?
・手がすべることがある。軸の塗装は見た目テカテカな割には滑りづらいほうだが汗をかくと滑る。
・先端がちょっと太い。まあちゃんとしたゼロシン系は全部こんな感じですね。
・クリップが邪魔に感じることがある
・軸にプラスチックの成型線のようなものがある。

*使いやすさ
それなりに良いです。
ただ先端からすぐ太くなる形で紙が見辛く、丁寧に字や絵を描くのは難しいです。慣れればできると思いますが。

見た目は300円のゼロシンMZ300と大差ないのにこちらのほうがだいぶ使いやすく感じます。
MZ300はグリップが急にへこんでいるためにへこみの部分以外に指を置くのは難しく、軸がMZ1000より滑ることもあって先のほうをもたざるを得ない感じです。

・参考:ゼロシン300(MZ300)の画像
MP_mz300_ov.jpg
ゼロシン300は固めのゴムグリップ。分解したことはないので中身がMZ1000と同じかはわかりません。


MZ1000が使い心地はいいかというと、クリップがちょっと邪魔だし、滑りどめももうすこし長いほうがいいかな。
それに先端も細いほうが紙が見やすいです。
もともとちょっと滑る上に、汗をかくともっと滑るのでホールドするために余計な力をかけてしまいがちです。
それでもぐらぐらする部分がないという個人的に最重要な点はクリアしているし、トップチャックのゼロシン機構が好きなので満足しています。

*クッション機構について
クッション機構のありがたみは謎。
普通に書いている分にはクッションが動かず、過剰な力で芯を押し付けないとクッションしないので大抵の人にはあってもなくても変わらないのではないでしょうか。
クッション機構を動かしつつ書くのを試してみましたがとても難しく、練習しないと出来なさそうです。
芯を紙に押しつける→芯が耐えきれず引っ込む→先端を紙に打ち付ける、というパターンを防ぐ先端保護の役目があるのかな。


*重心
ほぼ中央、ほんの少し後ろ。
クリップ、キャップとその付近の金属が重みがありそうです。
今はキャップを外して使っています。ノックするとき消しゴムがベトっとするし、手の油で消しゴムが黄ばみそうですが。

*構造
・ゼロシン機構について
MP_mz1000e_disasdetail.jpg
ゼロシン機構(ツインチャック機構)については前の記事に書いたのでそちらを
先端と普通の位置の2箇所に芯をつかむチャックがあり2箇所で芯をホールドしています。
普通のチャックでは芯をつかめないほど芯が短くなっても先端チャックがしっかり芯をつかむので最後まで使いきれます。
このタイプは先端の芯の出てくる部分が割れているのでよく見ればわかります。

・口金を回すだけで外側と内側がきれいに分かれます。
MP_mz1000_separated.JPG

・キャップ周辺
MP_mz1000_capandring.JPG
矢印の部分に白い輪っかが見えます。中身の筒やキャップが揺れるのを防いでいるのでしょう。
この輪は外そうと思えば外せます。
輪には上下の区別があるようで切れ目がついている方が下になっていました。

消しゴムを外して見た図。
MP_mz1000_caparound.JPG
矢印の部分の金属に切れ目が入って膨らんでいて、輪が抜け落ちるのを防いでいます。
また、矢印の近くに輪の切れ込みが見えます。
消しゴム受けには底がある金属タイプで針はありません。


・クッションバネのカバー
MP_mz1000_dis2.JPG
オレンジの点のついた白い部分を持って口金を矢印の方向に回すと外れます。
口金が外れるのではなく白い部品が外れます。
白い部品は2つのネジで口金と外軸をつなぎつつクッション機構用のバネを受けているようです。

・クッションバネのカバーを外したところ。
MP_mz1000_sslide.JPG


*最後に
ゼロシンのしくみに内部構造をほとんど載せたので構造はあまり書くことがありませんでした。

これ系のトップチャックは、他のシャーペンで残った芯が使えていいですね。
posted by masati at 20:44| Comment(1) | TrackBack(0) | 使ってみた