2011年02月17日

[感想] ぺんてる フィットクラブ - 全身ラバー系100円シャーペン

MP_fitclub_overview.jpg
Pentel FITCLUB A175。
昔、家にあったな、という懐かしさで買ったもの。全身ラバーの100円シャーペンです。
100円シャーペンにありがちな軸のプラが薄くしなりが強いタイプなので使うことはないでしょう。
ちゃんとした金属チャックで先端もぐらつかないし、100円にしては良心的かな。

他にもFitなんたらというシャーペンはあったような気がします。持ちやすさを工夫したアピールとしてFitという単語は使いやすいのでしょうか。
おそらく生産終了品。

お気に入り度:-
あまり感じることがありません。
値段のわりにはそつがないよくできたシャーペンなのではないかと思います。
他にいろいろ持っていると出番はないでしょうが、とりあえず書くものが欲しいという時にはこれで十分だった記憶があります。

○良いところ
・100円で金属チャック
・充分な滑らなさ
・固定スリーブで先端が安定

×悪いところ
・プラが薄く軸がしなる

?気になるところ
・キャップが緩い
・芯入れの筒が歪んでいる(柔らかそう)

*持ちやすさについて
全身ラバーなのでどこを持っても滑りません。
軸が柔らかく上のほうを持つとしなり度がアップするのでどこでも持てるというわけではありませんが。
上のほうを持って力を入れると軸がしなる感触がはっきりわかります。

グリップ部分の溝は深く、ここを持つとよりしっかり持てますが手に溝の形の跡がつきます。
まあ持ちやすいほうです。

*内部
・消しゴム
MP_fitclub_eraser.JPG
珍しく縮んでいません。きれいです。
消しゴムを外しても芯を入れる穴はありません。
クリップ部分のパーツを外して芯を入れます。

・クリップパーツ
MP_fitclub_cap.JPG
軸のお尻にあるクリップのついたパーツです。
ここを外して芯を入れます。
外側に露出していた部分と内側の部分でだいぶ色が違います。外側は変色したのでしょうね。

・芯入れ
MP_fitclub_innerbarrel.JPG
ちょっと黄ばんで曲がってます。やわらかい素材なのでしょう。

・筒
MP_fitclub_barrel.jpg
青いプラに黒いゴムが貼り付けてあります。
プラもゴムも薄いです。

・先端部分も外せます。
MP_fitclub_disasm_full.jpg
白い部品を先のほうに押すと外せます。白い部品とバネを外すことができます。
真鍮三分割チャックに、真鍮チャックリングです。

初期芯は2本だったのかな。裸売りだと芯が抜かれていたり、試筆で芯が折られたりするのでよくわかりませんが。

*文字
MP_fitclub_str.JPG
"Pentel [100]
0.5 A175 JAPAN 3J"


*経年変化について
裸のままペン立てに入れて売られていたにしては悪くないですが。
・外側のプラスチックが変色して青からダークブルーになっている
・内側の芯入れの半透明プラが黄ばんでいる
・表のラバーが乾き気味でやわらかめのプラスチックという感じ
それなりに古いものだと思います。記憶が確かならば家にあったのは15年ほど前。
消しゴムは無事できれいだったのが意外でした。
posted by masati at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年02月10日

[感想] ○BEAVER/500円/回転繰り出し式/0.7mm/プラグリップ

※2011.2/11追記と更新。※2012.6/20更新。
芯の側面が削れているのに気づいたので。見た目は好きなのですが残念なところが多いです。
芯の側面が削れたのは、軸を寝かせすぎだったのと、芯が柔らかかったためな気がしてきました。

MP_beaver_overview.JPG

見た目はめっちゃ好みです。
金色パール塗装が美しく、回転繰り出しが面白いです。
豪華な上半身ときつい色のてかてかグリップな下半身の落差もほほえましいです。
グリップ部を回すと芯が出たり入ったりします。

*お気に入り度:○(普通)
見た目など気にいった点も多いですが、癖があります。
気分が乗ってきたところでグリップと軸の隙間を感じることがあります。
前のほうを持つと軸が細すぎ、後ろのほうをもつと回転部に指がかかってぐらつくことがあります。

○良いところ
・回転繰り出しで静か
・塗装がきれい
・口金やグリップなどに段差がなく指が痛くならない

×悪いところ
・軸とグリップの間がぐらついて揺れる。境目に指が乗っている時はよくぐらつきを感じる。
・芯も微妙にぐらつきがある。ペン先を紙に置いたときたまにわずかに沈む感触あり。まあ許容範囲か。
・芯がぐらつくためか口金に当たって削れて粉が出る。

?気になる点
グリップのプラが少し柔らかくベトベト感があります。古いグラフレット300やぺんてる.5(S55)も同じようになっていました。
滑りにくいのは良いのですが、使って平気なのかな…。


<以下、写真>
軸とグリップの間のぐらつきが少し気になります。
MP_beaver_gura.JPG
赤丸で囲んだところがぐらつきポイント。芯のぐらつきもたまに感じます。

芯の粉写真。
MP_beaver_powder.JPG
A4の紙1ページに字や絵を書いただけで芯の側面が削れて粉が出てしまっています。

これはあまり固くない芯で寝かせ気味に書いたせいで、軸のせいではない気がしてきました。

*部品
MP_beaver_parts.JPG
長い芯は長さ比較用の普通の芯です。
軸に触れると金属風の冷たさがありますが金属かどうか不明。
グリップと一番上のノック部にあたる部分はプラスチックです。
他は見た目通り金属です。

ノック部に当たる部分はいかにも回せそうですが回せませんでした。

*グリップ、軸、芯入れ
MP_beaver_frominside.JPG
内側から覗いた図。

一番上はグリップ。プラですが内側を金属で補強してあってよいですね。

真ん中の軸部分も内側に金属が貼り付けてあります。

普通のシャーペンで芯を入れる部分(一番下)は、芯を入れておけるようです。
ここに予備芯(長さ35mmでちょっと短い)が4本入っていました。
セットされていた芯は普通に60mmなので、芯入れが短いため予備芯も短いだけのようです。
(実際、60mm芯を入れてみると芯入れからはみ出します)
まだ1本目の芯を使いきってませんが、この芯入れに芯を入れておいても自動で補給される気がしません。
芯を使いきったらひっこ抜いて差し替えるのでしょうか。

*先端部分
MP_beaver_hold.JPG
芯を限界まで繰り出したところ。2分割チャック風の部品が芯を挟んでいるようです。
芯を挟んでいる部品がしっかり固定されておらずカチャカチャ動きます。これが芯がぶれてしまう原因に見えます。

右に見える真鍮のネジを、口金を外すときの方向とは逆に回すと芯が繰り出されます。
口金を外すときの回転方向に回すと芯が収納されます。
グリップがはまっているときは、グリップを回すとこのネジも回って芯が出入りします。

*その他
・全長121mm。ちょっと短いです。

軸とグリップのぐらぐら感がなければ使いやすいのですが。
初期芯が鉛筆とそっくりのシャッシャッという音を立てるのは気持ちいいです。

(2012.6/20追記)
芯のぐらつきは少ないと感じるようになりました。
おそらく芯戻り止めゴムで芯を抑えていないわりには良いのではないでしょうか。

 重心がやや後ろよりで、後ろ寄りを持って寝かせて書くと描き心地が良いのですが、そうするとグリップと軸の境目に触れてしまうことがあり(ぐらぐらを感じる)、クリップも手にくいこんできます。ちょっとちぐはぐな印象。一般的にはもっと前を持つ人が多いのでさほど問題ないのでしょうが。
 以前使った時より印象は良くなりましたが、気分が乗ってきたところでグラグラを感じて気が散ってしまいがちなのは相変わらず。

グリップは汗がない時は良いのですが(プラのわりにベトベトしていて滑りにくい)、汗をかいてくるとすべります。汗に弱いです。

初期内蔵芯はやわらかめで折れやすい割に薄めです。
粘りがなくさほど力をかけていないのにポキリと折れました。鉛筆芯と大差ない?
書き心地はさらさらしていてとても気に入っています。嫌な筆記音も出ません。
posted by masati at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月23日

[感想] ◎Tikky F - ほぼ完璧だと思っていたらそうでもなかった

MP_tikkyF_overview.jpg
・rotring TikkyF。(クリックで拡大)

Tikky F(ティッキーエフ?)です。rotring(ロットリング)社。
Tikky Special(ティッキースペシャル)と中身も使った感じも同じです。
この形のTikkyは1979年から1996年まで売られていたとのこと。


お気に入り度:☆(大好き)
すごく気に入ってます。
他のシャーペンを使ってからこれを使うたびに、紙の思い通りのポイントにペン先を置ける使いやすさにびっくりします。
ペンを振るたびにキャップがカチャッと鳴り、ちょっと力を入れるとぐらっとするようなシャーペンが多いですがこのモデルのTikkyはそういった隙を一切感じさせません。

訂正(2011.2.26)
お気に入り度:◎(お気に入り)
先端が安定していないのが気になったのでちょっと微妙に感じ始めました。
きっちりしたシャーペンのあとに使うと書き始めがふわふわする感じです。
芯がちょっと横に揺れるせいでしょうか。こういうのは気になり出すとすごく気になりますね。

寝かせて力を入れると軸がぐにゃっとする感触もあります。

良いところもたくさんあるのでいいシャーペンだと思います。


○よいところ
・グリップのぐらつきなし。
 グリップが軸と一体でただのプラスチック。300円付近のシャーペンに多いコストダウン風の作りですが、グリップと軸の隙間によるぐらつきがなくゴムグリップよりも力が伝わりやすいです。ゴムグリップよりもこちらのほうが好み。

・見通しのよさ。
 先端も軸も細く紙が見やすいので字が書きやすいです。

・ぐらつきの原因になる機能がない。
 スリーブがしっかり固定されて先端収納がないので芯は安定しています。

追記:芯はそんなに安定してませんでした。ばらつきがあります。先端収納系に比べれば安定しています。

・キャップの安定感。
 強く振ってもカチャカチャ鳴るようなパーツがありません。(予備芯はカチャカチャ言いますが。)
 中のメカも外軸にしっかり固定されているようです。

・口金のネジが両方金属製。
 ネジが簡単に削れて粉が出るなんてことはありません。
 経験上、口金のネジは先端パイプの次に壊れやすいのでここがきっちり作られていると安心して使えます。
MP_tikkyF_tip.jpg
・口金も軸側のねじも金属で良いです(クリックで拡大)


大したことなさそうですがこういう地味な点がきっちり作られているシャーペンはほとんどありません。今売っている物でも探せばあるとは思いますが。
きれいな色の物もあったらしいので見た目が好きという方も多いかもしれませんね。

・クリップがあまり邪魔にならない(追記2011.2.26)
クリップは小さめで上のほうにあるので手に当たることがほぼなく持ちやすいです。


×悪いところ
明らかに悪いところは今のところなし。
・きっちりしたシャーペンの後に使うと、口金がゆるんでいるシャーペンのような感触がある。
 ふわふわした感じ。芯に少しぐらつきがあるせいでしょうか。

・中身が外れやすい?
中身と外側が分離しそうなものがあります。分離するとぐらぐらしすぎて使いものにならなくなるでしょう。(この形のTikkyでないのですが、TikkySというのがそうなってます)
本来は中身が外れないと思うのですが。

?気になるところ
・軸がそこまで固くなくたまにしなる感じ。プラ細軸のわりには柔らかくもありませんが。
・グリップがちょっと短い。波型加工がないところは軽く持つとかなり滑ります。パイロットのS3はこの点ではよさげですね。(持ってませんが)
・ノックに少し力が要ります。時間が経ってバネが固くなったのでしょうか。
・キャップがやたらと固く開けるのに苦労するものがあります。手持ちだとTikky Specialだけですが。
 プラの中軸に消しゴム受けやキャップを直接刺す仕組みなので中軸が変形しているのでしょうか。中軸の後ろも金属だったらよかったですね。
MP_tikkySPy_innerbarrel.jpg
・中軸は黒いプラ。(画像はTikkySpecial。クリックで拡大)

TikkyFの中軸も同じく黒いプラです。

・プラが厚めといっても結局プラ軸なので金属軸ほどにはしっかりとした感じはありません。
 プラ軸ファンにはいいでしょう。
中の軸を外せるTikky Sで軸の厚み画像を撮りました。TikkyFやSpも厚みは同じだと思います。
(※追記:このTikkySの中身が外せるのは壊れているからかもしれません。ぐらぐらします。別のTikkySは中身を外せなさそう)
MP_tikkyF_barrel_thick_top.jpg
厚みのある軸1(TikkyS、消しゴム側から)(クリックで拡大)


MP_tikkyF_barrel_thick_bottom.jpg
厚みのある軸2(TikkyS、口金側から)(クリックで拡大)



*グリップの安定感
Tikkyを使うまでプラスチック軸に溝が掘られたタイプのグリップは手抜きに見えたのですが、Tikkyを使ってプラスチックのグリップいいなあと考えが改まりました。
グラギ500やグラフ1000のグリップぐらぐら感にがっかりしていた頃だったので新鮮でした。
ぐらつきのなさではグリップ部分の軸を細くして金属やゴムがかぶせてあるタイプより200〜300円代の製品に多いグリップなしプラ軸のほうがよさそうです。

軸とグリップが両方金属製でしっかりネジで繋がっているタイプもぐらつかないですね。
手持ちだとステッドラーの925 35 20Nや、ステッドラー900 25(シャーペンでなく補助軸ですが)が全部金属のタイプです。

*持ち運び
先端が細くて長いので持ち運びには向かないでしょう。
こういうタイプのシャーペンをラバーのペンケースに入れて学校に持っていっていたらペンケースに穴がぼこぼこ開いたことがありました。

*余談
どうでもいいのですが地味色だと実際より安く見えました。俺は値段調べるまで300円だと思ってましたし。
500円だったら買うかどうか悩んで結局買わないかも。
プレミアがついているようですが思い出補正でしょう。

*作り
MP_tikkyF_parts.jpg
Tikky Fの部品(クリックで拡大)

・素材
軸はプラスチック。
芯を入れる中軸は黒いプラスチック。
軸から出ているネジ、チャック、チャックリングは真鍮。口金、消しゴム受け、クリップは銀色の金属。

中のメカは先端のチャック+ネジ部分の金属にプラスチック軸をさしこんであるような形だと思います。
軸と中のメカは先端のネジ部分を軸にはめこんであるのかな。分解できなそうです。

・消しゴム
針はついています。
消しゴム受けに底がないタイプなので消しゴムがすっぽ抜けます。
作られてから時間が経って消しゴムが縮んだのでしょう。
MP_tikkyF_eraser.jpg
よくある感じの消しゴム。


・チャック
MP_tikkyF_chuck.jpg
チャックは金属製。

三分割真鍮チャックです。初代Tikkyの時代にはゼブラがプラスチックチャックのシャーペンを出していたようですがTikkyはちゃんと金属チャックです。

*その他Tikkyの作り
Tikky Sというスライドスリーブによる先端収納付きのバージョンもあります。
SはSliding sleeve(スライドスリーブ)のSだとすると、FはFixed sleeve(固定スリーブ)のFでしょうか。

MP_tikkyF_othertikky.jpg
・上からTikky F、Tikky Special、Tikky S。(クリックで拡大)

Tikky FとTikky Specialは作りは全く同じです。(俺が持っているものでは)
Tikky SはTikky Fと見た目はそっくりですが中身は完全に違います。Tikky Sはふとい金属筒が入っています。

TikkyFとSpecialは固定式4mmスリーブ、TikkySはスライド式の3mmスリーブです。
他のTikkyは持っていないのでわかりませんが、他にもいろいろあったようです。

*参考サイト
ごうおん!メロウなガバにしてくれ(謎 - Rotring TikkyU 0.5mm☆朝デッサン的らくがき※成年向けサイトかも?
TikkyIIの作りが見れます。
せっかくグリップが長くなったのにネジがプラスチックになってしまったようです。

leadholder.com - ROTRING TIKKY
初代、II、現行のTikky画像など。初代Tikkyが1979年から1996年まで売られていたらしいという情報の元。

Sony Plaza Blog - rotting社のTikky!!!!!! from MAKI [S.P. 遺産] (http://sonyplaza40th.blog.so-net.ne.jp/2006-01-16)
Tikkyを買うには定番スポットだったらしいソニープラザのブログです。カラフルな色のTikky Specialが写っています。Tikky SpecialはTikky Fと中身は同じだと思われます。

*おわりに
このTikkyFやTikky Specialを使っていると素晴らしい仕事に感じ入ります。
TikkyIIでこの見事な作りをあっさり捨てているところを見ると狙ったものではなく偶然のバランスだったのでしょうか。

追記(2011.2.26)このタイプでなくスライドスリーブのTikkySですが、経年劣化でプラスチックの穴が広がったのか中身が外れて固定できずガタガタするものがあります。
構造は素晴らしいとは言えないようです。

MP_tikkySPy_grip.jpg
Tikkyシリーズのトレードマーク、波型グリップ。
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2011年01月22日

[感想] ◎手帳用シャープペンシルMTE-300 - 気軽に携帯できるスリム型

2011.3/3追記:ダイソーでこれと似たような金属軸の手帳用シャーペンがありましたが、クリップがぺらぺらで先端収納がない別物でした。
別物の特徴としては、
・軸に何も書いていない(MTE-300にはImported by Platinumと書かれ、シールも貼ってある)
・クリップがぺらぺらで外せそうな作り
・先端収納ができない
というのが目立つ違いでした。
別物はクリップがすぐへたりそうなのでお勧めできません。(記事:新しいダイソーの手帳用シャーペンはいまいちかもに詳しく書きました)
====追記ここまで====

MP_mte300_3.jpg
・プラチナ手帳用シャープMTE-300(クリックで拡大)

色は上からチェリー、グレー(ブラックじゃないです)、ブルー。

とても細いシャープペンシルです。ベンダーはプラチナ萬年筆。中国製です。
この手帳用シャーペンMTE-300は100均以外で見たことがありません。
文具店での手帳用はぺんてる、ゼブラ、パイロットの500円のものを見かけますが売り場では下のほうに追いやられて人気がなさそうです。小さいのに割高感があるからでしょうか。

*お気に入り度…◎(お気に入り)
安くて細くて先端収納できるので持ち歩くのによいです。
今のところ実売価格105円なのでなくしたり落としたりしてもあきらめがつきます。

ダイソーでたまに売られています。そろそろ見かけなくなってきました。
グレー、ブルー、チェリー(ピンク色)、シルバーの4色を見たことがありますが、よく売っている度はグレー>ブルー>>その他といった風でほとんどグレーです。
もしかしたら黒もあったのかも。
グレーといってもほぼ黒です。今までグレーを黒だと思ってました。
灰と青以外が欲しいなら探す必要があるかもしれません。

○いいところ
・金属部品が多くプラ軸にありがちな軸が曲がる感がない。とてもよいです。
・実売価格が安い。
・クリップが金属製でわりとしっかりしている。よくあるぺらぺら金属板クリップやプラスチッククリップとは違います。
 普通のシャーペンではどうでもいいかもしれませんがこのシャーペンの用途を考えるとクリップの作りは大事です。
・スライドスリーブで先端収納。持ち運びに便利。

×悪いところ
明らかに悪いところは今のところありません。
ノックの時ぎしぎし言ったりして作りが心配ですが。

?気になるところ
・たまにノック部分の周りがガチャガチャ鳴る。
・指がすこし滑る。
・軸が細すぎて少し書きづらい。
・ノック部が戻るときにひっかかる感じが強い。ぺんてるシャーペンを好きな人なら気にならないかも。

MP_mte300_comp.jpg
・普通サイズのシャーペンが大きく見えます(クリックで拡大)


*書き心地
書き心地は良くないのですが携帯性は良いです。

たまにノック部分がカチャカチャ鳴るのが気になります。
音は小さく、いつも鳴るわけではないのでそこまで重大でもありません。

軸が細くて固いので持ちづらく書きやすくはないのですが、書きづらくて使えないというほどでもありません。
指が少しすべります。
よく滑るわけではないのですが、力を抜くと滑りやすいので必要以上に力が入ってしまうことがあります。

まとめると、普通のシャーペンとしては書き心地は良くないので他の物を使ったほうがよいです。
持ち運び用として考えると充分すぎます。
安く小さく固く先端収納つきでメモ用に持ち運んでます。

ダイソーの中国製は以前に大外れを引いたので心配でしたが(MechPencilというもの)、このMTE300はちょっと使った程度だと問題はありません。
MP_mte300_china2.jpg・MADE IN CHIINA。Iが多いですね。

*先端収納
スライドスリーブ。
先端のパイプが固定されていないだけのよくある仕組みです。
先端を押せばひっこみます。チャックがあるので引っ込みすぎることはありません。
ノックするとパイプのお尻がチャックに押されてパイプが出ます。

先端パイプに滑りどめのゴムが巻いてあったりします。
MP_mte300_tip_sleeve.jpg
・先端部分(クリックで拡大)


*クッション機能
プラチナプレスマンやPoCheNoと同じく、バネが効いている感じのクッション機構があります。
過剰な筆圧がかけられたとき、内部のメカが丸ごと引っ込んで筆圧を押さえるタイプです。
クッションするにはかなり筆圧をかける必要があるので普通に使っていたら気付かなかったでしょう。
ノックペンシルと芯をつかむ力を比べようとして気付きました。

*グリップ(握り)
握り部分用の特別な加工はありません。
見た目はつやつやしていて滑りそうですがあまり滑りません。塗装の効果でしょうか。
ちょっとは滑ります。
軸全体が同じ塗装なのでどこでも持てる作りなのはいいですね。
(バーコードが書かれた銀色のシールはつるつる滑るのですごく上を持ちたい場合はシールを剥がすとよさそう)

細いので少し持ちにくいです。
だからといって太くされても困るので仕方ない部分ですけど。
MP_mte300_grip.jpg
グリップに当たる部分。テカテカしてます。(クリックで拡大)


*ノックについて
ノックの感触は良くありません。以下のような事情によるものです。
・キャップが固くて細く指にくいこむ
・キャップが細いので力をかけづらい
・ノック部分の周りに隙間が多く、ぐらぐらするので力が入りづらい。
・ノックが戻るときのひっかかりが大きい。Graph1000やグラギ500といったぺんてる系のひっかかりを増やした感じです。
・ノック自体が固め(バネが強い?)
普通にノックすると指が痛くなります。ノックの感触にこだわる人には駄目かも。

*口金とバネ
使い勝手には無関係なのですが、バネの力を軸でなく口金で受けるタイプなので口金を外すとき口金がびょーんと飛び出します。
しかもバネの力が強めで芯を通したままだとまず折ってしまいます。
俺は折りました。

*素材
内側から色を見ると真鍮が多いっぽいです。
スリーブ、口金、軸、キャップ、消しゴム受け、チャック、チャックリングが真鍮かな。
芯を入れる中軸は白いポリ軸ですね。

MP_mte300_bara.jpg
・ばらしてみた(クリックで拡大)


*その他
・全長11.8cm。
・スリーブは3mmの太い形。
・初期芯は3本。種類は不明。P-LEADかオレーヌ?
・重量は10.3g。(プラチナのサイトのMTE300情報より)

MP_mte300_fromtop.jpg
・消しゴムを外して軸を上から見た図。


MP_mte300_tip_sleeve2.jpg
・口金とスリーブを内側から(クリックで拡大)
posted by masati at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月21日

[感想] Kro.G HB - やたらと濃いコーリン芯

コーリン(COLLEEN)製のシャーペン替芯です。1個50円でした。
Kuro.Gかと思ってケースを見直したらKro.Gでした。読みはクロジー?
購入日は2011.1/20。

Ml_kurog_overview.jpg
・コーリンKro.G。(クリックで拡大)


Ml_kurog_overview_ura.jpg
・ケースの裏。(クリックで拡大)


で、この芯ですがやたらと濃いです。
試しにHBを使ってみたらナノダイヤHBやBlackAinよりも濃い。

単に濃いのでなく柔らかいという印象。「Bか2Bと間違えた?」とケースを見直したほどです。
普通に書いたつもりなのに芯先にけっこう粉が出ていたし。

・4種のHB芯を同じ形のシャーペンに入れて線を書いてみました。硬度は全てHB。
Ml_kurog_compare.jpg
・Kro.Gは濃い芯がコンセプト?(クリックで拡大)


・白っぽくした画像。白っぽくしてもKroGの線はかなり残っています。
Ml_kurog_compare_white.jpg
・やっぱりKro.Gは黒かった(クリックで拡大)

同じ力で書いたつもりですが結構濃さに差があります。
こすれやすさはどれも差がない感じ。

Kro.Gの線が最もクレヨンっぽくフチがぎざぎざになっているので、やっぱりやわらかくて紙の表面の凹凸に影響されやすいようです。
Ml_kurog_compare_large.jpg
・上からナノダイヤ、SHU、BlackAin、KroG。(全てHB)(クリックで拡大)


こんなにはっきり差が出るとは意外で楽しいですね。

*その他Kro.G芯のこと
今回使った4種の芯。他の芯はパッケージ裏にいろいろ書いてありますがコーリン芯はシンプルです。バーコードがないのがシンプルなイメージの理由かも。
Ml_kurog_4lead_ura.jpg
・比較に使った4種の芯のパッケージ裏。(クリックで拡大)


・開け方
フタは回したら開きました。なかなかおしゃれなケースです。
Ml_kurog_capopen.jpg
・フタをあけた図。(クリックで拡大)


・文字
HBのケースにあった文字。
Ml_kurog_omoteura.jpg
・ケース画像(クリックで拡大)


"HB 0.5 60mm Kro.G (コーリンのマーク) COLLEEN
40 pieces [200] KB2000"


"(コーリンのマーク) COLLEEN
MADE IN JAPAN 7"
書いてあるのは必要最小限、といった感じです。


*追記(2011.1/23):COLLEANとスペルミスしていたので修正。
この芯について検索してみたのですがほぼ何もわかりませんでした。見た目ではそんなに古くなさそうなのですが。

コーリンの1994-1995カラーカタログには載ってませんね。
1994-1995に売られていたのはnew blaxという芯らしいです。

この芯のコーリンマークは左向きです。
コーリンのマークが左向きになったのは1982年で倒産したのは1997年とのことなので、1982年〜1997年の間の製品だということだけはわかります。
参考:Kero556さんのブログ記事(コーリンのロゴについて(1))

ケースに日本語が一切ないのでもしかして海外製?と思ったのですが、ケース裏にMADE IN JAPANと書いてありました。

・Kro.G芯のコーリンマーク部分の拡大画像
Ml_kro_kao.jpg
・表

Ml_kro_kao2.jpg
・裏
posted by masati at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月16日

[感想] ?Sweet Melody - ♪とパールのアクセサリーつきファンシーシャーペン

MP_sweetmelody_overview.png
・Sweet Melody (マインドウェイブ社)。(クリックで拡大)


正式名称はわかりません。中古品。
Mind Wave Inc. Made in Korea.ということで韓国製です。

何気にMindWave社はファンシー文具のトップ企業?
きれいなプラスチックジュエリーがついた鉛筆やシャーペンがたくさん売られているのをときどき見るのですが、そういうのはほぼMindWave製だったと思います。

訂正(2011.1/19)
今までチェックした店にMindWave製のものが多かっただけのようです。
別の店ではMindWave以外の会社のものばかりでした。
訂正ここまで---

定価336円らしいです。やっぱアクセサリーの分ちょっと割高かな。

マインドウェイブで検索したら公式サイトが出てきました。見たことある商品は全部Made in Koreaだったので韓国企業だと思っていたのですが日本企業だったのですね。

*お気に入り度…?(きちんと使えないので)
自分の買った中古品に関しては使いものになりません。新品はそんなことないと思いますが。
アクセサリーは面白いのですが、そのまま使うと非常に使いにくい上に芯がパイプで削れてしまいます。当然、芯もすぐに折れてしまいます。
パイプの穴がすこしつぶれていたようです。
中古品なので使っているうちに壊れたっぽいですね。

試し書きはしたのですが最初から入っていた芯は既に削れていたのでわかりませんでした。
次からはパイプの穴もちゃんと見なきゃな…。

さらに真珠風ボールはいいとして、♪型の銀色のアクセが手にぺちぺちあたり軸に当たってカチャカチャ言うので気が散ってしょうがないです。
キャップを外せば♪に悩まされず使えます。そうするとノックがしづらい、予備芯を入れられない、転がりやすくなるという問題がありますが。

中身のつくりは思ったよりよかったです。パイプのつぶれた部分を削れば復活するかな。

○よいところ
・アクセサリーがきれいで見栄えがいい。
・シンプルでぐらつきの原因になるような機能がない。

×悪いところ
・アクセサリーがうるさい。
・グリップがないのでつるつる。

?気になるところ
・持ち運ぶとこすれるうちに軸の表面の柄がはがれるかも。

*♪
MP_sweetmelody_note.png
・音符型アクセサリー(クリックで拡大)

この銀色の♪が軸にがちゃがちゃ当たるのが気になりすぎて書き味に気が回りません。
手にもあたります。

この音符うるさいし手にあたってうっとうしい。
好意的に解釈すれば音符だけに音が出る…いや、無理があるか。音符にこんなガチャガチャ音求められてないと思いますし。

実に厄介な♪ですが転がり防止の役割を持っています。
クリップがなく丸軸なのでこの♪がなかったらころころ転がって落ちてしまうところを、重みのある♪がすべりどめしているという仕組みです。
この点には感心しました。

邪魔だといっても♪がないとさびしいので固定できる作りならよかったのかも。

*つくり
*グリップ
ありません。手がさらさらの時は使えません。すべります。
グリップと軸がわかれていないため、グリップと軸の隙間からくるグラグラ感がないのがよいです。

*チャック
MP_sweetmelody_chuck.png・チャックとチャックリング(正面から)
3分割金属チャック。チャックリングもわりとしっかりしています。

MP_sweetmelody_chuckring.png・チャックリング(横から)。


*口金
MP_sweetmelody_kuti.png
・金属製口金。(クリックで拡大)

2mmの筒型の先端がついた円錐型の口金です。
内側にきれいな銅色が見えるので銅にメッキしたものでしょう。

MP_sweetmelody_kuti2.png
・銅色が見えます



*キャップ
MP_sweetmelody_cap.png
・真珠っぽいキャップ。(クリックで拡大)

♪と真珠がついています。
真珠っぽい奴は完全な球でなく頭がちょっと平たくなっていてノックしやすいようになっています。
キャップも内側から見るときれいな銅色が見えます。

MP_sweetmelody_cap2.png
・内側から見たキャップ。(クリックで拡大)


*軸
口金を受けるネジの溝があるのですが、プラスチック製なので少し削れた粉が出ている感じ。
ネジが削れて粉が出るのはプラスチックシャーペンだと普通なのでこのシャーペンが特に悪いというわけではないです。
ネジは金属のほうが安心ですね。

普通の厚みのプラスチックです。
MP_sweetmelody_jiku2.png
・軸の厚み。(クリックで拡大)


*ばらしてみた
口金の外側と内側両方にネジがついていて、口金で中軸と外軸をつなげるタイプです。
MP_sweetmelody_parts.png
・ばらばら図。(クリックで拡大)


*文字
MP_sweetmelody_string.png
・文字。光って見えませんね(クリックで拡大)

"42943 0.5mm芯
[320] 税込\336
MADE IN KOREA 177k07
MIND WAVE INC."

*まとめ
♪うるさいです。
塗装は思ったよりははがれにくそうですがグリップがヤスリっぽいシャーペンや端がするどい金属クリップシャーペンと一緒に持ち運ぶと悲しいことになるでしょう。
壊れていてまともに使えませんでした(´・ω・`)

ゆっくり使ってみようと軽く滑りどめしていざ新品の芯を入れたら芯が削れまくりでした。
MP_sweetmelody_draftingtape.png
・滑りどめしてみたけど(クリックで拡大)
posted by masati at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月15日

[使ってない] OHTO COLOR PENCIL OP-C200 - ロングボディーのノック式色鉛筆?

MP_ohto_colorpencil.png
・OHTO COLOR PENCIL OP-C200(クリックで拡大)


メーカーはオート(OHTO)でしょうね。OHTOと書いてあるし。
型番はOP-C200?中古品です。
COLOR PENCILとあるので色鉛筆?でも構造はまんまシャーペンです。壊れている様子もないので芯さえあれば使えるはず。

試し書きすらしていないのは芯がないから。
2mm芯が使えそうなのですが、Uniの2mm芯を入れたらすっぽ抜けました。
ほんの少し残っていた白い芯を定規で測ると3mmには足りない。
2.5mmなのかな。2.5mmの替え芯は見たことないな。
というわけで使っていません。

*チャック
MP_ohto_colorpencil_chunk.png
・左がGraphGear500 0.5mm、真ん中がこのOP-C200、右が1円玉。(クリックで拡大)

金属3分割チャック。構造は普通のシャーペンと同じなのですが穴が大きいです。
OP-C200のチャックは大きくがっちりしていて迫力があります。

*芯
MP_ohto_colorpencil_lead.png
・白い芯。専用芯なのでしょう。

芯はこれしか入っていませんでした。
中古品だったので、芯がなくなったから売り飛ばしたんじゃ…wと思ってしまいます。

つるつるプラスチックの下敷きや色鉛筆の缶に書こうとしてみましたが書けません。
普通の色芯のようです。

*文字
MP_ohto_colorpencil_string.png
・本体の文字。刻印が見えるように色をいじってあります(クリックで拡大)

"OHTO COLOR PENCIL OP-C200 NO.0 WHITE=FANCY FREE JAPAN"
OP-C200は型番、NO.0は色の番号でしょうか。
画像右端にJAPANと書かれているのが見えるでしょうか。プラスチックが盛り上がった感じの刻印なので見えづらいです。

*パーツ
MP_ohto_colorpencil_parts.png
・分解してみた(クリックで拡大)

中軸(芯タンク+チャック)に、口金をはめるネジと軸をはめるネジがついている構造です。
口金と外軸が中のメカでジョイントされる感じ。
色鉛筆だからでしょうか、消しゴムはついていません。
キャップは単純に芯タンクのお尻に差し込むだけです。

*その他
・軸の長さは16.8mm。一般的なシャーペンより色鉛筆に近い長さでこだわりを感じます。
MP_ohto_colorpencil_length.png・シャーペン、色鉛筆、未使用鉛筆と並べてみました。(クリックで拡大)

*感じたことなど
検索しても情報が見つからなかったのでどんなものかは想像するしかありません。
いつごろの製品かわかりませんが、赤や青といった定番カラーや専用替え芯と一緒に売られていたのでしょうね。
どのぐらいの色があったのか気になります。

芯が替えられる色鉛筆はリーズナブルな気がしますが、このOP-C200は廃番になって替芯もなくなって軸だけが残ってしまったのかな。
鉛筆の芯を取りだして適度な太さに削れば使えそうですが、鉛筆は鉛筆のまま使いたいし何よりめんどいですね。

余談ですが、芯だけ替えられるこの手の商品は今あるのかな、と考えてまっさきに思い浮かんだのがパイロットのクレオロールでした。
俺はパイロットのクレオロールをたくさん持っているのですが(全然使ってないけど)、クレオロールもいつかは廃番になり、芯がなくなって軸だけになってしまうのでしょうね。6mm芯はほとんどなさそうですし。

MP_ohto_colorpencil_creoroll.png
・(参考画像)回転繰り出し式6mm芯のクレヨン、クレオロール。(クリックで拡大)

シャープペンシル風の画材はいつの時代にもあるのかもしれません。
posted by masati at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月14日

[感想] ○ゼブラ ノックペンシル KNOCK PENCIL M-1300 - 軽くてスリムな100円シャーペン

ゼブラ(ZEBRA)の鉛筆型シャープペンシル、ノックペンシル(KNOCK PENCIL)を使ってみました。
型番はM-1300。定価100円らしいです。おそらく廃番。

MP_M1300_4colors.png
・手持ちの4本。(クリックで拡大)


※自分の手持ちはこれだけです。。
しかし検索してみたところ、この他にも透明タイプ、0.9mmタイプなど豊富なバリエーションがあり、型番もM-1300だけでなくM-1200、M-1400といったものがあったようです。
参考:ものぐさ博物館 - ゼブラノックペンシル。写真が充実していて、10種近くのさまざまなタイプのノックペンシルの写真が掲載されています。

それだけ人気があったのでしょう。

*お気に入り度…○(普通)
とても軽く無難なシャープペンといった感じです。
重い物ではなく軽い物が好きな人は気に入るでしょう。
鉛筆のような6角形細軸の点も気に入る人がいそうですね。
スリムな六角形軸で100円シャーペンというのは、昔はどうかわかりませんが今となっては個性的です。

さらに鉛筆型になっていることで普通の100円シャーペンにはない利点がいくつかあります。(下記○いいところ参照)

○いいところ
・軸全体の塗装が見た目のわりにすべりにくくクリップがないため、どこを持ってもよくどんな持ち方にも対応できる。
・100円シャーペンにしては先端が細めで紙が見やすい。スリムな口金+3mm(?)パイプ型スリーブ。スリーブの長さは2.5mmっぽいものもあってよくわかりません。

×悪いところ
明らかに悪い点はなし。

?気になるところ
・口金に入っている芯の滑り止めゴムが外れやすい。
・全身プラスチック。チャックもプラスチックの2分割。頑丈さは期待できない。
・軸がやわらかいのかプラが薄いのか少ししなる感じがある。無理な力をかけると折れるかもしれない。
・強い筆圧をかけると口金のあたりがゆがむ感じがある

*書き心地
なかなか快適です。
ペン先をこまめにコントロールすることができ、さらさら書けます。
軸が軽く先端の見通しがいいからでしょうね。
気合をいれなくてもスッと持って書き始められます。

ただ、ためしに筆圧を強くしてみると軸の先のほうが少し曲がるのを感じます。
思いっきり下を持っても曲がるので、軸が曲がっているのではなくどうやら口金と軸のつなぎ目のネジの部分が曲がるようです。
この感触だと筆圧の強い人が使うと口金の部分のプラスチックがすぐひび割れそうです。

*以下細かいこと
*素材
チャックリングとバネ以外全部プラスチックです。チャックもプラスチックです。

そういえばASXの記事で樹脂2分割チャックなんて見たことないと書きましたが見たことありました。
これ樹脂2分割チャックです。
このシャーペンは何度か開けてチャックも見ていたはずなのですが注意が回ってませんでした。
樹脂の黄色さと楕円形に気をとられていました。この楕円形はチャックを折らないための工夫でしょうか。

口金部分のプラスチックが軸のものと感触も見た目も違うので、ここには軸より丈夫なプラスチックが使われていそうです。
MP_M1300_tips2.png
・口金部分のプラスチック。軸と違う(クリックで拡大)


軸もプラスチックで力が入るとすこし曲がる感触があります。
実際に軸の両端を持って力を入れて曲げようとしてみるとわずかに曲がります。(直線が引かれている定規の上で曲げて確かめました)
ちょっと頼りない感じ。
強い力にもびくともしない金属軸のような感触を好む人には向かないでしょう。

*グリップ(握り)
先端のほうに滑り止めの溝がついています。
溝のついていない軸を持ってもあまりすべらないのでどこを持っても平気でしょう。
MP_M1300_grip.png・滑りどめの溝

クリップがついていないこともありいろいろな持ち方ができそうです。
ただし極端に上のほう、たとえば0.5の印刷があるあたりを持つと軸がしなってちょっとやばそうです。
(これは他のプラ軸のシャーペンでも同じですね。たとえばグラギ500とか)

*その他
・長さ約14.2cm。シャーペンとしては普通ですね。
・4本のうち2本は口金の小さい滑り止めゴムが外れていました。たぶん外れやすいのでしょう。
MP_M1300_leadretainer.png
・外れた滑りどめゴム。一度外れたら押し込んでもだめだったのであとで接着します。(クリックで拡大)


*まとめ
ちょっと使った程度ではほぼ問題はなくよいシャーペンでした。
あとは耐久性が心配なのですがどうなんでしょうね。

筆圧が強いせいでシャーペンを壊すような人にはおすすめできません。
力を入れ過ぎるとぐらつく上に他のシャーペンよりも脆い感じなので。

*作り
・口金
口金はとても小さくなっています。
プラスチック口金には珍しく口金側にネジ山があるタイプです。
口金がチャックリング受けも兼ねています。
MP_M1300_metaltip.png
・小さい口金(クリックで拡大)


・チャック(芯を挟む部分)
2分割のプラスチックです。
ちょっと汚れやすく芯をつかむ力が弱くなりやすい疑いが。気のせいかも。
チャックはひっこんでいるので少し掃除がしづらかったです。
MP_M1300_chuck.png
・なぜか黄色い2分割プラチャック。右は芯をつかんだ状態(クリックで拡大)


・消しゴム部分
中軸のお尻が広くなって消しゴム受けを兼ねているというとてもシンプルな作りです。

消しゴムはカチカチで痩せたものが入っていました。逆さにしただけで落ちます。
作られてから長い時間が経ったことをうかがわせます。古シャーペンの消しゴムは全部こんな感じですよね。

消しゴムの色は手持ちのものだと全部青。針はありません。
MP_M1300_eraser.png
・青い消しゴム(クリックで拡大)


MP_M1300_eraseholder.png・消しゴム受け。中軸と一体型。


・キャップ
シンプルな円筒形。
窒息防止の穴がないのが時代を感じさせます。
キャップはプラスチックのでっぱりで止めているだけなので開け閉めを繰り返すとゆるくなっていくと思われます。
MP_M1300_caps.png
・キャップ。左から順に、上からの図、横からの図、下からの図、横からの図。(クリックで拡大)


・握り(グリップ)
下の方にシンプルなローレット風の溝が掘ってあります。
溝のある部分は狭いのですが、溝がない部分もそんなに滑らないので持ちやすくなっています。


・文字
MP_M1300_string.png
"A most suitable pencil for desk work 0.5 JAPAN"
"ZEBRA KNOCK PENCIL 0.5 M-1300"

デスクワークにぴったりらしいです。
確かに使いやすいのでメモ書きなどにはぴったりかも。

緑色軸の文字は金色、パステルカラー軸の文字は白色です。
その他のカラーに関しては持っていないのでわかりません。
posted by masati at 22:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月09日

[感想] △シャープ0.5 Twist-Erase Frost(QE405F) - 100均のアメリカ版ゴムデール

MP_QE405F_overview.png
・QE405F(クリックで拡大)

ぺんてるGomdale(ゴムデール)のアメリカ版です。
アメリカではTwist-Eraseという商品名です。
型番はQE405F。2本セットで100円ショップmeets.(ミーツ)で購入しました。

正確には、このQE405Fはアメリカ版ゴムデールの復刻版であるTwist-Erase Frostです。
なぜ日本の100円ショップで売られることになったのかはさっぱりですけど。
復刻してみたもののあまり売れずに不良在庫になってしまったのでしょうか。


*お気に入り度…△(微妙)
とにかくグリップがすべるので書き心地は悪いのですが価格のわりには魅力が多いです。
どうにかして使いたい気分にさせてくれます。
ケシゴムをよく使う人はもっと気に入るのかも。

○よいところ
・一般用シャーペンにしては紙が見やすい(口金、パイプともに細い)
・ぐらぐら感なし(先端が固定式で、グリップと軸が同じパーツなのでぐらつく部分がない)
・100円ショップで買えば安い。
・金属チャック。
・値段の割には丈夫な感触。

×悪いところ
・グリップがないので手がすべる。切実な問題。

?気になるところ
・よく見ると雑さを感じる(クリップにプラモデルのようなトゲトゲが残っている)。
 オレンジのほうはこの問題がないので個体差のようですが。
 まあ値段が値段なのでしょうがないかもしれません。
MP_QE405F_bari.png
まるでプラモデルのようなトゲトゲ


+その他の特徴
・大きめの回転繰り出し式ケシゴムがついている

*細かく

*グリップ(握り)はすべる
滑るのであまりよくありません。

○曲がらない:軸のプラが厚いようで細軸プラシャーペンにありがちな軸が曲がる感触がないのはいいです。
×滑る:プラの表面はつるつるではないものの、ざらざらでもないので手がサラサラ乾いているときはかなり滑ります。
 それで滑らないようにぎゅっと力を入れてしまうので書きづらいです。
・ゴムじゃない:劣化に強そうという安心感はあります。ホコリもつきません。すべりますが。

*芯を入れる場所
TUFFと同じように、ノックするキャップっぽい部分を外して芯を入れます。

*先端はよさげ
プラスチックの口金+金属製3mmパイプです。
○揺れることがなくていい(スライドしないので)
○紙が見やすくてよい(口金の先端がややスリムでパイプも針状のものなので)。
なかなかいい感じです。

MP_qe405f_tiponly.png
・さまざまな先っぽ(クリックで拡大)


シャーペン先端の画像を適当に並べてみました。
一番右(プラチナpolyter)が低価格シャーペンでよくある先端だと思います。0.9mmなので穴が太いですが。
先端のパイプも口金も太いです。
それに対し、QE405F(真ん中の緑色のやつ)は先端がずいぶんスマートで製図用に近い印象です。
左から3番目のぶっといのはエルゴノミックス。
一番左のはGraph 1000 for pro(製図用)。

製図用の先端というと落として曲がって終了なイメージがありますが、このQE405Fは軽く、パイプも製図用よりは短く、重心も後ろのほうなので平気そうです。

*消しゴムはTUFFと完全互換
TUFFの消しゴムと同じ形なのでTUFFの替え消しゴムががそのまま使えそうです。
実際、TUFFの消しゴムを外してこれにつけてみましたがぴったりはまりました。
この消しゴムを使い切ったら代わりはない?という心配はいらないでしょう。
TUFFの替え消しゴム(XE10-W)は普通の店にはまずないという問題は残りますが。

オンラインショップでは見つかりますが送料を考えるといまいちですね。
たとえばブングマンのぺんてる シャープ用スペア消ゴム XE10 10個組XE10-W(10個720円)は送料500円です。1個あたりの値段は安めなのですが。

MP_qe405f_withtuff.png
・TUFFと並べてみた(クリックで拡大)


消しゴムが入っている部分を上からみるとまるで同じです。
MP_QE405F_erasecompati1.png
・消しゴムを抜いて上から。左がTUFF、右がQE405F(クリックで拡大)


MP_QE405F_erasecompati3.png
・消しゴム入りで上から。左がTUFF、右がQE405F(クリックで拡大)


消しゴムの形は同じですが、中身は完全に同じというわけではなく、QE405Fの消しゴムがちょっとざらざらでTUFFのほうがちょっとつるつるです。
そしてどちらも一般的なプラスチック消しゴム(Foam EraserやMono)に比べて固いです。天然ゴムか合成ゴムなのでしょうか?

そこでTUFFの袋をチェックしてみると、
>消しゴム:SB
とあるのでTUFFのほうは合成ゴムのようです。スチレンブタジエンゴム。
QE405Fのほうはわかりません。

MP_QE405F_eraserholder.png
・キャップ部分(クリップで拡大)

キャップが消しゴムホルダーになっていて10角形の筒を右に回すと(=キャップの頭部分を左に回すと)消しゴムが繰り出されます。
キャップ単独でも繰り出し式消しゴムとして使えるようです。

*素材
ほぼ総プラスチックです。
チャック、チャックリング、先端のパイプが金属です。
MP_qe405f_chuck2.png・安心の金属チャック

*見た目
プラスチックだなーという感じ。1本100円といわれたら信じる見た目です。
100円ショップの空気にしっかり溶け込んでいました。

よくみると他のシャーペンでは見ないようなパーツが多いのでそこでお金がかかっているのでしょうか。

MP_qe405f_disassemble.png
分解はこれが限界?(クリックで拡大)


*書いてみた感触
先端が不安定な先端収納系が多い中で、先端が固定式で安定してるのはとても気にいりました。

ただ、手がすべるのが気になるので長い時間使うのはきついです。
手がべとつく夏ならいいのかもしれません。

消しゴムが大きいので少し消しゴム側が重いのですが影響は感じません。
単にグリップのつるつるのほうが気になるからかも。

*定価
1本2.50USD.
型番(QE405F)からは4ドルぐらいに見えますがPentel USAの場合は型番と価格は特に関係ないようです。グラギ1000(PG1010)が定価22ドルぐらいだし。
日本で言えば200円シャーペンでしょうか。

*その他
・TUFFと違って細軸なのでペンホルダーに入れられるのがいいらしいです。ゴムデール情報を検索していたときに愛用している人のブログにそんなことが書いてありました。
・初期芯は3本。何の芯かはわかりませんがちょっと薄め。オレーヌHBより薄いです。
・購入日は2011年1月6日。
・長さは13.8cm。TUFFと全く同じです。
・緑のほうのキャップ側の軸にひびが入っていました。最初から入ってたのか持ち帰るときに入ったのかわかりせんが。しっかりしてそうで案外すぐ割れるのかも。
MP_QE405F_crack.png・キャップのひび

*まとめ
手がすべって使うのが厳しいです。
つくりは100円シャーペンとして考えるといいのですが。
TUFFは少し苦手なのですがこれよりはTUFFのほうが使いやすいかな。
もし、グリップのすべりが気にならないか工夫して対策できるならとてもよさそうです。

プニュグリップをつけるかテープでも巻いてみるといいのでしょうか。
posted by masati at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2011年01月08日

[感想] ○Pure Shineのスリーブ接着後

ゼブラピュアシャインの記事その2です。前回の記事はこちら
ぐらぐらするスリーブを接着剤で固めて1日使ってみました。
今まで使った100円シャーペンの中ではかなりいいです。

良いところは前回のエントリー参照。
グリップが長くて金属チャックなのはやっぱりいいですね。

×悪いところ
・まだ少しぐらぐらする。スリーブを接着したらひどいぐらつきは直りました。

?気になるところ
・クリップが大きくて邪魔に感じることがある。
 あまり重要ではありませんが。

・スリーブが太く先端の見通しが悪い。見通しをよくするために芯をだしすぎてしまう。
 この手のシャーペンではしょうがないかな。

気になるところはありますが、100円シャーペンとしてはかなり良さげです。


*まだ少しぐらぐらするのはなぜ?
詳しく言うと力を入れると軸が曲がる感触があります。
どこからこのぐらぐらが来るのかといろいろ試してみました。

はっきりとぐらぐらするのは握りの部分。
ゴムグリップの分、軸が細くなっていて樹脂が薄いのでしなってぐらぐらします。筆圧や握力の高い人はまっぷたつに折ってしまいそう。
口金を受けるネジの部分もぐらつくかもしれません。
強い筆圧をかけなければあまりぐらぐらは感じないです。

*その他
全長14.5cm。
グラフ1000forproやグラギ500(共に14.7cm)とほぼ同じの標準的な長さ。
シャーペンの長さはほぼ14.0〜15.0cmの範囲内ですね。

グリップ長4.2cm。
長いグリップをアピールしているぺんてるの.e-sharp(4.0cm)よりも長いです。
ちなみに個人的にグリップが短いと思うグラギ500のグリップは3.2cmでした。(ローレット部分のみ)

初期芯は2本。
パケ裏にゼブラドラフィックス芯をご指定くださいと書いてありますが、ドラフィックス芯なのでしょうか。
使った感じだとオレーヌ芯HBと区別がつきません。
posted by masati at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた