2015年02月16日

[雑談] ぺんてるカタログ、グラフ600とセルフィット廃番へ。ゴムデールクリックも消えていた。

シャーペン浦島太郎です。
1年近くシャーペン情報から遠ざかっていたので、とりあえず各社のウェブサイトをチェックしてみようかなと。
まずぺんてるから。
HDDに残っていた2011-2012(有効期限2013年1月)のぺんてるカタログと現行の2015-2016ぺんてるカタログを見比べ。
※ぺんてるウェブカタログ→http://pentel.imagestore.jp/catalog2015-16/#page=1

タイトル通り、ゴムデールクリックが廃番になっていました。
ネット販売でどこも在庫がないところをみると、自分が知らなかっただけでだいぶ前に廃番になったのでしょう。
サイドノックは作りが同等のノーマルノックのシャーペンに比べて100円程高くなる傾向があるので、同価格帯で並べたときにつらいのかな。
あとshakeも消えてますね。

逆にこの4年で増えたのは、エナージェルXシャープ(2011年)、シュタイン(2012年)、グラフ1000CS(2012年)、きらり(2013年)、オレンズ(2014年)ですね。
エナージェルXシャープは知らなかったのですが、100円シャーペンらしいです。

ぺんてるのシャーペンラインナップは安定していますね。
グラフ600、グラフペンシル0.5、きらりなど地味だったりニッチだったりしますが消えるには惜しいシャーペンもちゃんと残っています。

正直セルフィットは危ないと思っていたんですが、ドクターグリップ対抗ポジションのシャーペンを残したいのかな。
それか意外と人気あるのか。
(個人的にはグリップのぐにゃぐにゃ感になじめませんでした)



安定してませんでした。
限定商品となっているのを見落としていました。
グラフ600とセルフィットは限定商品になっています。
つまり在庫限りで終了のようです。
※2015 2/18追記


グラフペンシル0.5は消えそうで踏みとどまってますね。
グラフレットも地味に危ない気がします。根強いファンはいると思いますがグラフギア500の影に隠れて目立たないんですよね。

次に消えそうなのはビクーニャシャープかな…。
ビクーニャボールペンと共通のガワを使った固定スリーブ軸ですが、微妙な価格(150円)が災いしたのかあまり売っているところを見かけないんですよね。
売っていても、大量のビクーニャボールペンにまぎれているパターンが多くてシャーペンであると気付きにくいです。

個人的にビクーニャシャープは以前はとても気にいっていたのですが、芯戻り止めゴムがちょっと緩いのかパイプのせいか、ぺんてる製固定スリーブのわりに芯が左右にぴくりともずれない感触がないので惜しい感じ。
 
並び順は人気順というわけではなさそう。一例として並びがグラフ600>グラフギア500だけどもグラフ600よりグラフギア500のほうが絶対売れてるでしょ。

カタログの並びは以前はボールペン>シャーペンの順だったのですが、ボールペン>カスタマイズペン>シャーペンの順になっていました。
力を入れている商品を目立つ位置に持ってくるのはよくあることなので、ボールペンを主力に、カスタマイズペン(アイプラスかな)を成長させていきたいということでしょうか。
posted by masati at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | シャーペン雑談

2014年04月19日

[メモ] メンディングテープよりセロテープのほうがよさそう

今までの流れ。
1.現行品の大多数をしめるキャップガタガタシャーペンのためにキャップまわりにセロテープ(ニチバン)を巻いた
2.数年経ってセロテープがべたべたに
3.べたべたにならないアピールをしているメンディングテープを貼ってみた
それでしばらく様子を見たのですが、メンディングテープは向いていないようです。

セロテープは数年経つとべたべたが取れなくなるのでメンディングテープを使ってみたのですが。
よく売っている3Mのスコッチメンディングテープはいまひとつ。
テープがはがれ浮き上がってしまいます。

・粘着力がセロテープより弱い
・フィルムがセロテープより固い
この二点のせいで、曲面に貼るとはがれて浮いてくるのでしょう。

ただ、浮き上がってきていないメンディングテープもあったので、粘着面に触らないように注意し念入りに貼り付ければメンディングテープもはがれてこないかもしれません。
まあでもだいたい駄目みたいです。
特に凹凸がある曲面には弱いようです。
posted by masati at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月17日

[使ってみた] ダイソー アルミボール&シャープペン

百均もの。ダイソーで買った『軽量!アルミ ボール&シャープペン』
daiso_alminiumduo_length.jpg
軸にはAP Pen & Automatic Pencil、と書かれている。
ちょっと使っただけ。

ちょっと使った分には軸はわりとよい感じだが、部品を見ると不安要素が多い。
なかなか使いやすいが品質が不安だとネガティブに取るか、品質が不安だがわりと使いやすいとポジティブに考えるか迷うところ。

初期内蔵芯は非常に悪い。
今まで使った芯の中で一番キュルキュル音が激しい。
※芯の音は、昨日の記事( 芯のキュルキュル音.mp3)にあります。


    *長さ、重量


全長:約140mm
重量:5.7g
重心位置:パイプ先端から約80mmの位置。

軽いので影響は感じにくいが、重心位置が意外と高い。
口金がプラだからか。

    *良い点、悪い点


総合的に、100均ノーブランドシャーペンにしてはいい感じなのかな…。
値段の安さを無視して日本メーカーの良いシャーペンと比べると、やっぱりいまいちな部分が多い。

パーツの構成は値段のわりには良いが、パーツの品質は良くない。
耐久性はどうかわからない。
ボールペンのほうは先端のガタが大きすぎて使えない部類。

以下の項目を見ると欠点だらけに見えるが、使用感にはとりあえず影響がない部分が多いのが困る。


○無難な形状
 癖がない形状で、軽めなので個人的には使いやすい。
 反ったクリップは邪魔そうだが、意外と気にならなかった。
 先がきちんと丸められている、でっぱり控え目、位置も悪くない、あたりが理由かな。芯がうるさすぎて気が回らなかっただけかもしれない。

○アルミ筒で剛性アップ
 プラ軸にアルミ筒をかぶせた構造で、細身プラ軸で犠牲になる剛性感のアップに貢献している。
 0.5だと力を入れるのがちょっと怖いので影響は少なめだが、細身でやわらかいプラ軸より良い。
  
○グリップにすべりどめあり
 金属軸だと手抜きされそうな部分だが、きちんと滑り止めの溝がある。

・商品名のわりにアルミ度が少ない。
 構造的にはプラ軸に薄いアルミ筒をかぶせてあるだけ。
 口金に至ってはアルミ風に塗られただけのプラ。
 
 キャップとクリップはちゃんと金属だし、値段を考えるとむしろ良い方か。
 しかし期待外れの感はある。

×芯のぐらつきはある。
 筆記時にも、他のまともな0.5固定スリーブ(たとえばぺんてるの固定式全般、タフやグラフギア500など)と使い比べると差がわかってしまう。
 500円ぐらいでぐらつきありのシャーペンはあるが、それでも売れているようだから一般的には許容範囲なんだろう。
 でも他にきちんとしたシャーペンを持っていたら結局使わなくなる気がするな。

×初期内蔵芯のキュルキュル音がひどい。
 このせいでほかの細かいところまで気が回らない。芯を変えたら印象が変わるかもしれない。

×芯のずれ。
 先端パイプでなく、チャックからの芯の出方の話。
 分解して、チャックを真上から見るとどうも芯が真ん中からずれている。
 芯がずれている鉛筆を連想させる。このあたりは個体差がありそう。
 今のところ、芯は折れていないので問題はないのかもしれないが気持ちの良いものではない。

×ノックの感触が悪い。
 ジャリジャリしたこともあった。
 ノック感はわりとどうでもいいと思っているのだが、それでも気になった。

×内部機構の可動部にグリスべったり。
 粗悪さをグリスでごまかしていそうな雰囲気。
 クツワの補助軸(RH004,RH010)で、じゃりじゃりする粗悪ネジの動きの悪さをグリスでごまかしていたのを思い出す。
 
×二分割白プラチャック
 そのうち割れそう。


    *分解


プラ2分割チャック。
口金は塗装しただけのプラ。
キャップは真鍮。
クリップは金属で外せない。
軸筒は薄いアルミの筒がかぶせてあるだけで中身はプラ軸。
daiso_alminiumduo_disase.jpg


    *パッケージ。


昨日も書いたけれども。
ブリスターパック。厚紙台紙にステープラー止め。
daiso_alminiumduo_pack.jpg
Made in China。中国製。ノーブランド。
材質:アルミニウムとしか書いていないが、他の材質もふんだんに使われている。
構成的はプラ軸にアルミの筒をかぶせたもの。プラ口金、金属パイプ、金属クリップ、金属キャップ、プラチャック、プラ芯タンク。

表記通りにアルミだらけだったらよかったのになあ。
posted by masati at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 使ってみた

2014年04月16日

[メモ] 芯のキュルキュル音.mp3

キュルキュル音、キシキシ音、キコキコなど、いろいろな表現がありますが、シャー芯が発するあの嫌な音です。
たまに鳴るのでなく、常にキュルキュル言っているすごい芯があったので思わず録音。
これでキュルキュル音はどんな音なのかいつでも確認することができますね。

※鳥肌注意。悪い意味で。
・キュルキュル筆記音


・1キュルキュルのみ 


※右のほうにある、白くへこんだようなボタンを押すと再生されます。
音量アップは左側の+を押すとできます。

※『1キュルキュルのみ』は、1秒もない短い音です。そのせいかたまに音が出ないようです。

黒板のひっかき音に比べればマシですが、いやらしい音ですね。
聞いていると首の後ろがむずむずしてきます。



この音の発生源の芯は、ダイソー物のシャーペン。
『軽量!アルミ ボール&シャープペン』の初期内蔵芯です。
↓このボールペンとシャーペンセットの物。最近は見かけない気がします。
daiso_alminiumduo_pack.jpg
材質の記載は"アルミニウム"のみですが、プラが多用されています。口金も銀色に塗っただけのプラ。

信頼の中国製。
こういうことがあると百均シャーペン芯(中国製)がおそろしくて買う気がなくなります。
「100円で100本も入ってる!すごい!」でなくて、「1本使いきるのもつらいのに100円で100本も入ってる…怖い!」という気分です。
posted by masati at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ

2014年04月14日

[メモ] 黒鉛の量が同じでも硬度の違う芯が作れるらしい

ソースはパイロットの特許文書。

鉛筆芯 (パイロットコーポレーション 特開2011-127055)
http://kantan.nexp.jp/pat_pdf/A/2011/55/2011127055.pdf
(PDF注意)


上記文書から重要な部分のみ引用。(緑字の部分が引用)

黒鉛(結晶子サイズLcは35nm、平均粒径5μm)60部とポリ塩化ビニル40部およびメチルエチルケトン100部を混合し、ニーダー等により混練したのち、得られた混練物を押出成形し、次にアルゴン雰囲気中において、最高温度1000℃まで焼成した。得られた芯の気孔中にスピンドル油を含浸させて、グレードがHBで呼び寸法0.5mmの鉛筆芯とした。
この鉛筆芯は、黒鉛の結晶子サイズLcが35nm、曲げ強度が410MPaで、濃度Dは0.35であり、良好な相関関係を有し、さらに書き味も滑らかで良好であり、配向度は88%となってHBとして適正な鉛筆芯となった。
【実施例2】

【0018】
実施例1において、結晶子サイズLcが45nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。この鉛筆芯は曲げ強度が320MPaで、濃度Dは0.45であり、良好な相関関係を有し、さらに書き味も滑らかで良好であり、配向度は87%となって2Bとして適正な鉛筆芯となった。

【0019】
(比較例1)
実施例1において、結晶子サイズLcが64nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。
この鉛筆芯は、配向度(%)が88%であったものの、曲げ強度が180MPaできわめて弱く、これに対し濃度Dは0.47と濃くなったが筆記距離が劣化した。

【0020】
(比較例2)
実施例1において、結晶子サイズLcが15nmの黒鉛を用いた以外は、同じ結合材、溶剤を使用し、同様の工程を用いて呼び寸法0.5mmの鉛筆芯を作製した。この鉛筆芯は、配向度(%)が85%で、曲げ強度が480MPaで強く、濃度は0.07できわめて硬く薄くなった。


*上記部分を読んでの自分なりの理解
※結晶子というのは、でかい結晶を作っている最小の結晶の粒のことらしい
・黒鉛を増やさなくても、結晶子サイズが変わるだけで強度、濃度が変わる。
・結晶子サイズだけでは、濃くするのは限界がある。この作成例では、2Bが限界らしい。
・薄い方向なら結晶子サイズだけでいくらでも薄くできそう。でも薄い方向は単純に黒鉛を減らせば良さそうだ。
・こういうことができるなら、濃い芯は黒鉛が多くて、薄い芯は黒鉛が少ない、と単純には言えないのだろう。鉛筆の論文に載っていた配合例は昔ながらの方法なんだろう。



ついでにシャーペン芯の材料例も載っている。
*上記文章での材料例
※試験用にわかりやすい配合にしていると思われる。別の特許文書ではいろいろな材料が使われて複雑だったので。
mplead_base_pilot2011-127055.jpg
焼成後にスピンドル油に浸して染み込ませている。

粘土焼成芯の粘土部分をプラスチックに置き換えている感じかな。
粘土→プラ(塩ビ)
水→溶剤(メチルエチルケトン)
posted by masati at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ